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身心学道 「 超凡越聖 」




正法眼蔵「 身心学道 」  27 )



生死去来真実人体
といふは
いはゆる生死は
凡夫の流転
なりといへども
大聖の所脱なり超凡越聖せん

これを真実体と
するのみにあらず
これに二種七種のしなあれども
究尽するに
面面みな生死なるゆえに
恐怖すべきにあらず

ゆえいかんとなれば
いまだ生をすてざれども
いますでに死をみる

いまだ死をすてざれども
いますでに生をみる

生は死を礙するにあらず
死は生を礙するにあらず

生死ともに
凡夫のしるところにあらず

生は栢樹子のごとし
死は鐵漢のごとし

栢樹はたとひ
栢樹に礙せらるとも
生はいまだ死に
礙せられざるゆえに学道なり

生は一枚にあらず
死は両疋にあらず

死の生に相対するなし
生の死に相待するなし



Kano Tsunenobu 0219 1630




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東北/仙台も
そろそろ山笑う頃
でしょうか

春山淡冶にして笑うが如く
夏山蒼翠にして滴るが如く
秋山明浄にして粧うが如く
冬山惨淡として眠るが如く

なんて向かいの山
見てるのはお気軽ですが

なんか髪の毛うすっ
なって来てもうた
その内、歯が抜けたり
耳が遠くなってしまうん
やろね、です


身体を通して
人生を営む以上は
endはあるけん致し方なし
でがんしょか

ちゅうて
しみったれてても
おもろないんで
有限の財を使い、無限を歌ォ!
でしょうか




2019年02月17日01











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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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