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記事一覧

大 悟  「 頭黒頭白 」

正法眼蔵「 大 悟 」  15)第二頭あれば、これよりかみに第一頭のあるをのこせるにはあらぬなりたとへば昨日のわれをわれとすれども昨日はけふを第二人といはんがごとし而今のさとり昨日にあらずといはずいまはじめたるにあらずかくのごとく参取するなりしかあれば、大悟頭黒なり大悟頭白なり------------------------------------------正法眼蔵 第十巻「 大 悟 」でした人の話しを聞ける人そんな方って隠れ超能力者じゃないか...

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大 悟 「 第二頭 」 

正法眼蔵「 大 悟 」  14)しかあるを、さとりといふは第二頭へ落つるをいかにかすべきといひつれば第二頭もさとりなりといふなり第二頭といふはさとりになりぬるといふやさとりをうというやさとりきたれりといはんがごとしなりぬといふも、きたれりといふもさとりなりといふなりしかあれば、第二頭に落つることをいたみながら第二頭をなからしむるがごとしさとりのなれらん第二はまたまことの第二頭なりともおぼゆしかあれば、...

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大 悟 「 懶惰蹉過 」

正法眼蔵「 大 悟 」  13)近日大宋国、禿子いはく、悟道是れ本期なりかくのごとくいひて、いたづらに待悟すしかあれども仏祖の光明にてらされざるがごとしただ真善知識に参取すべきを懶惰にして蹉過するなり古仏の出世にも度脱せざりぬべし今の還仮悟否の道取は、さとりなしといはずありといはずきたるといはず、かるやいなやといふ今時人のさとりはいかにしてさとれるぞと道取せんがごとしたとへば、さとりをうといはばひごろ...

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大 悟 「 而今 」

正法眼蔵「 大 悟 」  12)京兆米胡和尚僧をして仰山に問はしむ今時の人、また悟を仮るや否や仰山云く悟は即ち無きにあらず第二頭に落つることをいかにかせん僧、還りて米胡に挙似す胡、深く之を肯せりいはくの今時は、人々の而今なり我をして過去、未来、現在を念ぜしむいく千万なりとも、今時なり、而今なり人々の分上は、かならず今時なりあるいは眼晴を今時とせるありあるいは鼻孔を今時とせるあり------------------------...

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大 悟 「 溝を填め、壑を塞ぐ 」

正法眼蔵「 大 悟 」  11)大悟三枚を拈来して少迷半枚をつくるなりここをもて、雪山の雪山のために大悟するあり木石は木石をかりて大悟す諸仏の大悟は衆生のために大悟す衆生の大悟は諸仏の大悟を大悟す前後にかかはれざるべし而今の大悟は、自己にあらず、他己にあらずきたるにあらざれども溝を填め、壑を塞ぐなりさるにあらざれども切に忌む、他に従ってもとむるをなり。なにとしてか恁麼なる。いはゆる随他去なり----------...

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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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