谿声山色 46 「 谿声山色 」
- 2021/07/14
- 11:22
正法眼蔵 谿声山色 46「 谿声山色 」たとひ谿声山色 八万四千偈を現成せしめ現成せしめざることは、夜来 ya-rai なりとも谿山の谿山を挙似 ko-zi する尽力 zin-riki 未便 mi-ben ならんはたれかなんぢを谿声山色と見聞 ken-mon せん ( 北アルプスの雄大な景色 ( これを前にした時、魂が揺さぶられます ( 幽玄な坐禅堂に坐す時 ( そのような感動は起こりません ( しかし私達が ( 静かに坐しながら ( ...
谿声山色 45 「 不惜 hu-syaku 」
- 2021/07/12
- 06:59
正法眼蔵 谿声山色 45「 不惜 hu-syaku 」自己もし名利身心を不惜 hu-syaku すれば谿山また恁麼 in-mo の不惜あり ( その生を全うし ( 仏界へ帰るはずだった ( それが完全燃焼せずに ( 私達と共に輪廻転生してる ( 惜しまず、とは ( どう言うことでしょう ( 動画から静止画を切り取って ( 額に入れて眺めていたのを ( 額から出して ( 元の動画の中に帰して上げる ( それが、惜しまずでし...
谿声山色 44 「 八万四千偈 」
- 2021/07/09
- 09:57
正法眼蔵 谿声山色 44「 八万四千偈 」正修行のとき谿声谿色、山声山色ともに八万四千偈ををしまざるなり ( 足を組み静かに坐し ( 両足の甲を伸ばす ( 手を法界定印に組み ( 両手の甲を伸ばす ( 燃え尽きることが出来なかった ( 「 繰り越しの生 」 と ( 共に生きて来た ( もう彼らもお帰り時だ ( 手足四つの甲その伸びは ( 帰還のための滑走路です ( 私達がこれを整え ( 彼らが飛...
谿声山色 43 「 一色 i-siki 」
- 2021/07/07
- 06:15

正法眼蔵 谿声山色 43「 一色 i-siki 」これ一色 i-siki の正修行なり正信心なり、正信身なり ( 幾生幾生燃え尽きることなく ( 私達と輪廻転生せざるをえない ( 繰り越される生 ( これが燃え尽き ( 仏界へと帰郷して行く ( この一燃一色 ( これをなすため私達は ( この身に降りて来たのです....
谿声山色 42 「 発露 hotu-ro 白仏 byaku-butu 」
- 2021/07/05
- 04:30
正法眼蔵 谿声山色 42「 発露 hotu-ro 白仏 byaku-butu 」しづかにこの因縁を参究すべしこれ証仏の承当なり ( 今生まで ( 繰り越された生 ( その時にその生を全うし ( その時に仏界へ帰るはずだったものが ( 帰れずに私達へ託されてる ( この因縁に対して ( 私達が何が出来るか ( これが諸仏方のテーマでしたかくのごとく懺悔 san-ge すればかならず仏祖の冥助 myo-zyo あるなり心念 sin-nen 身...