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身心学道  「 飛去飛来 」




正法眼蔵「 身心学道 」  28 )




圜悟禅師曰く
生も全機現なり、死も全機現なり
太虚空に闉塞し
赤心常に片片たり

この道著
しづかに功夫点検すべし

圜悟禅師かつて
恁麼いふといへども
なほいまだ
生死の全機にあまれることを知らず

去来を参学するに
去に生死あり、来に生死あり
生に去来あり、死に去来あり

去来は
尽十方界を両翼三翼として
飛去飛来す
尽十方界を三足五足として
進歩退歩するなり

生死を頭尾として
尽十方界真実人体はよく飜身回脳するなり






近江八景之内 石山秋月Utagawa Hiroshige 0220 1233





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「去来は、尽十方界を
 両翼三翼として飛去飛来す  」




↓  舌の押さえ&
   尾てい骨の反らしで
↑  縦糸張って


 横糸は → ←
 両脇求心的に張って
 

聖十字を描こォ!
て、神妙にけっぱる

この求心性な十字
こころ静まる系なとこ
死と言えば死でしょうか

求心性な十字の時
息は吐いてる

吐ききると静まり極まって
転じて息を吸います

十字の矢印が反転して
矢印 「 外向き 」 になられる

広がりであり
息を吸う事からも
これは生と言えば生哉ですね


冠婚葬祭
御出産とお葬式
ひと呼吸がそんな劇的なもんに
なるんですか?

はいっ、なるわけないでしょう、ですね


ただ、
骨格と筋肉
呼吸から血液循環まで
すべてを駆使して聖十字を描こォ!
て、神妙にけっぱる

この時
ひと呼吸は、違うもんになっかも? 
ですね














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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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