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記事一覧

山をなし、たかきことをなすなり

菩提薩埵四摂法 43bodai-sa-ta-si-syo-boひそかにしりぬ海は海を辞せざるがゆゑに海をなし、おほきなることをなす山は山を辞せざるがゆゑに山をなし、たかきことをなすなり明主は人をいとはざるがゆゑにその衆をなす衆とは国なり ( うかがい知る事が出来ます ( 海は、自らが海となる事を拒みません ( それゆえに海は海となり大きくなります ( 山は、自らが山となる事を拒みません ( それゆえに山は山となり大きく...

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合わせに向かって

世界は広いなぁ ~空間はこのようにその端てに、思いをはせますでは、悠久の時間はどうでしょう ?禅僧が何年も何十年もじっと坐禅なされてたそこでは、時間がこう流れてたのでは四角形 法界定印の合わせた親指左右からその合わせに向かって時間が流れこんでた....

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よく水あつまりて海となり

菩提薩埵四摂法 42bodai-sa-ta-si-syo-boこのゆゑによく水あつまりて海となり土かさなりて山となるなり ( 直線とは ( 無限大な直径を持つ円 ( と言う定理があります ( 左右同時に進んで行くと ( 無限を通ってまた出会います ( 一致が宗ゆえに ( 水は集まり、海となり ( 土は重なり、山となります....

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四角形 法界定印

本日も澤木興道老師の法界定印でした矢印の所を真似ようとすると円ではなく、四角形ではないかそう思えてきますこの四角形ってそう組んだだけで(建築の構造支持体のような)鉄骨が、頭に投影される感じを受けます....

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辞せざる徳

菩提薩埵四摂法 41bodai-sa-ta-si-syo-boしるべし、海の水を辞せざるは同事なりさらにしるべし、水の海を辞せざる徳も具足 gusoku せるなり ( このような事が分かります ( 海が、水を拒まないのは ( 互いに一致しようとするからです ( さらに、こうも言えます ( 水の方も、海に一致しようとする ( 徳を具えていると....

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。。。。お疲れ様です!10月25日 月曜日如何お過ごしでしょうか?街の街路樹もだんだん色づいて来ました春先の新緑と対照をなす美しい四季の色彩です少しずつ寒くなって来ました今週も御身体お大事にご健康ご健勝であられますよう心からお祈り致しております!....

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手組みと腹筋がリンク

澤木興道老師の、円相法界定印でした 「 円 」と言うより四角っぽいごつごつした感じがします こちらは、胎蔵界大日如来坐像(鎌倉時代) この円相法界定印は 彫られた仏師の方がイメージなされてた 円相法界定印である事は明らかです 円相法界定印と言っても 作者の数と同数それがある、かも知れません 澤木興道老師の、円相法界定印 真似てみると、どうでしょうか 両手の組み合わせなのに 腹筋等身体中心部が締まる、それが...

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海は水を辞せず

菩提薩埵四摂法 40bodai-sa-ta-si-syo-bo管子 kan-si に云 iwaku く海は水を辞せず故に能 yo く其の大なることを成 na す山は土を辞せず故に能く其の高きことを成す明主 mei-syu は人を厭 ito はず故に能く其の衆を成す ( 管子にいう ( 海は水と同化するので ( 大海となります ( 山は土と同化するので ( 高い山となります ( 優れた君主は ( 人と同化するので ( 多くの人が集まります....

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左右の合わせ

平静とは?時間が身体の中心へ流れこみ、そして消えゆく感じ..................................................................[ 澤木興道老師 ]坐禅の手組み円相法界定印の親指の合わせこの両親指の合わせが左右から時間が流れ込んで来る感じをフォローしてくれます....

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自他はときにしたがふて無窮 mukyu なり

菩提薩埵四摂法 39bodai-sa-ta-si-syo-bo他をして自に同ぜしめてのちに自をして他に同ぜしむる道理あるべし自他はときにしたがふて無窮 mukyu なり ( 整った姿をお手本とし ( 近づこうとすれば ( 自分の姿がそうなって行きます ( 理想の態度姿勢 ( それをいつも目指すから ( 理想の態度姿勢が ( 私達の中で花開くのです....

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声筋 ( Koe-Kin )

毎日、同じイメージ繰り返し、繰り返しでした身体の中心へ集約するイメージ先日、声筋 ( Koe-Kin ) と言う言葉を知りましたコロナで人と話す機会が減って声帯を閉じる「声帯まわりの筋肉」が弱くなってる身体の中心へ集約するイメージこれを続けてくと身体の中は基本的に締まってるその方向へ行く感じがします威儀坐禅とは関係ありませんが身体の中に締まりがあるのはわるくないです....

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儀 gi なり、威 i なり、態 tai なり

菩提薩埵四摂法 38bodai-sa-ta-si-syo-boたとへば、事 zi といふは儀 gi なり、威 i なり、態 tai なり ( たとえば ( 何に一致するかと言うと ( 整えた人の姿であり ( 威儀であり、態度です....

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お疲れ様です!10月18日 火曜日如何お過ごしでしょうか?本日晴れッ!お月様は夕刻東の空にこの季節この風景はそれはそれは美しき哉です今週も、御身体お大事にご健康ご健勝であられますようこころよりお祈り致しておりますッ !....

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時間はこうも流れる

オーボエ奏者は息を楽譜に合わせます同じように息のインクで十字文字を書いてみます....

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天は天をともとす

菩提薩埵四摂法 37bodai-sa-ta-si-syo-boかの琴詩酒 kin si syu は人をともとし、天をともとし、神をともとす人は、琴詩酒をともとす ( 琴・詩・酒は ( 人や天や神々を友とします ( そして人は、琴・詩・酒を友とします琴詩酒は琴詩酒をともとし人は人をともとし、天は天をともとし神はかみをともとすることわりありこれ同事の習学なり ( 琴・詩・酒は ( 琴・詩・酒を友とし ( 人は、人を友とし ( 天は、...

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時間はこうも流れる

静かに坐していられる身体の中には、こんな力線がイメージされてますこれは、左斜め後方から見た感じです身体の中に、集約する力線を創ると息がそれに沿ってはかれる息が集約的にはかれるとまるで時間がそう流れてるよう感じます上下四方から元旦が明けましておめでとうございます!って、生まれ出て身体の中心、除夜の鐘へと時間が流れてく....

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同事をしるとき

菩提薩埵四摂法 36bodai-sa-ta-si-syo-bo人界に同ずるをもてしりぬ同余界 do-yokai なるべし同事をしるとき、自他一如 iti-nyo なり ( 人が人になるとは ( その人は一人の人であり ( 同時に人々であり ( 全体であり、世界となります ( すべてに対して 「 一致 」 するとは ( その中に入って ( 自分の喜びや痛みのように ( そのものを内から感じる事です....

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前後の二矢

腹筋と腰筋前からと後ろからの二矢それと上下で十字を切ります平面的にイメージする十字を真横から見た感じですなんかシャキィとします...

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不違 fu-i なり

菩提薩埵四摂法 35bodai-sa-ta-si-syo-bo同事 do-zi といふは不違 fu-i なり自にも不違なり、他にも不違なりたとへば、人間の如来は人間に同ぜるがごとし ( 「 事を同じくす 」 とは ( 一致することです ( 自分に一致し、他にも一致する ( 人間に生まれて来たのは ( 人の形を、人の形へ整えるためです....

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お疲れ様です!10月11日 月曜日如何お過ごしでしょうか?紅葉、山の方はもう始まってるんでしょうか今朝は雲がほとんどないクリア淡青色の空です今週もお身体お大事にご健康ご健勝であられますよう陰ながらお祈り致しております!....

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どんな息、してるんだろう

自分は今どんな息、してるんだろう中心へ集約消滅する図のようなモデルいつもイメージしてると息をそのように吐いてるって感じる時があります....

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このこころをうれば

菩提薩埵四摂法 34bodai-sa-ta-si-syo-boもしこのこころをうれば草木風水にも利行のおのれづから不退不転なる道理まさに利行せらるるなりひとへに愚をすくはんといとなむなり ( 世界は五感を通して ( 私達に開示されます ( その時、草木風水ですら ( 既に私達の中にあります ( それを温かく受け入れ ( 大事に咀嚼 so-syaku してゆく ( もし最高度の ( 謙虚と畏敬をもって ( 印象を消化するなら ( ...

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跡を残さず

建築現場のようにいつも垂直と水平に気を配る身体は建築と違ってその跡実績が残りません残念なことに  ・・・でも、それが常にそれを描こうという前向きな意志と常に新鮮な気分もたらしてくれます....

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怨親 on-sin ひとしく

菩提薩埵四摂法 33bodai-sa-ta-si-syo-boしかあれば、怨親 on-sin ひとしく利すべし自他おなじく利するなり ( 自分は自分であり ( 同時に自分は全体でもあります ( その全体の中に ( 憎いもの親しいものが同居してます ( 憎いもの親しいもの ( 共に等しく、自分に他ならない ( 怨親等しく愛情を注ぐとは ( 自分を全体として、抱きしめるようなものです....

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棟梁

現実にないものは信用しない常に科学的に考える、とか、言われていますでは、この自然界に正確なる直角や直線て存在するのでしょうかあったら、見てみたいものです直角や直線て自然界から引っ張りだしたものでなく勝手な思考からでもなく「 理念界 」 ? とも言うべきとこにその本籍があるんじゃないかしら、て直角に交わる三直線滅するようにその中心点へ思いを寄せるこの時私達は個人的思考感情に生きてるんじゃなく目には見...

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みたびかみをゆひ

菩提薩埵四摂法 32bodai-sa-ta-si-syo-boむかしの人ひとたび沐浴 moku-yoku するにみたびかみをゆひひとたび飡食 san-ziki するにみたびはきいだせしはひとへに他を利せしこころなりひとのくにの民なればをしへざらんとにはあらざりき ( 昔、周公という人は ( 来客があれば、入浴して ( 三度髪を結い直し、迎えました ( また、提供する食事は ( 三度味見をして、もてなしました ( 他を利する心から、そうなされたのです (...

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お疲れ様です!10月4日  月曜日如何お過ごしでしょうか?澄み渡りけり、秋の空今週もお身体お大事にご健康ご健勝であられますよう陰ながらお祈り致しております!....

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水琴

新渡戸稲造先生、死に際し近くの方へ、希望を伝えます「 水滴が落ちる音が聞きたい 」さっそく、洗面器を用意し試みます先生これを聞いて「 幾つか、いい音がありました。有難うございます 。   」静かに坐して中心を定め、中心へ滅す何か味気ないイメージです( なので実践する人は稀です ・・・ )これが水琴として響くには子音を受け止める母音 ?のようなものが必要になります謙虚さを極限まで深めるとそれが母音に...

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利行は一法なり

菩提薩埵四摂法 30bodai-sa-ta-si-syo-bo愚人おもはくは「 利他をさきとせば  自 mizukara が利はぶかれぬべし 」  としかにはあらざるなり利行は一法なり、あまねく自他を利するなり ( 愚かな人は ( こう思ってしまいます ( 自分以外を利すれば ( 自分の取り分が減っちゃうと ( そうではありません ( 他を利すれば、全体が豊かになります ( 私達は一人一人全体だから、それでいいのです....

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どこまでも中心へ滅す

私達が身体を失ったら裸の魂はどうなるでしょう風雨にさらされバラバラになっちゃう ?そうならないよう確固たるスタイルをとって魂が宇宙へ広がって行くよう型となる 「 墓 」 を用意しようこれが墓の起源だと魂の広がりのラインを引こう上記図は中心点へ集約してます広がりには見えませんが実際心魂をそう指導するとどこまでも中心へ滅して行きます「 どこまでも中心へ滅してゆく 」と言う魂の広がりがあるわけです....

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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
青葉坐禅堂



宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )

090-7325-5711 佐々木正巳 まで










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