後人の与に標榜 hyobo と為す
- 2023/07/27
- 07:35
正法眼蔵 行持 ( 180 )
師、黄檗 obaku に在 a りしとき
黄檗と与 tomo に杉松を栽 u うる次 tui でに
黄檗、師に問うて曰 iwa く
「 深山の裏 uti に許多 sokobaku の樹を栽えて作麽 nanikasen 」
師曰く、「 一には山門の与 tame に境致 kyoti と為 na し
二には後人の与に標榜 hyobo と為す 」
乃 sunawa ち鍬 kuwa を将 mo て地を拍 u つこと両下 ryoge す

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九世紀 唐の時代
見渡す限り、手付かずの山野が広がってた
そう察せられます
そこで杉や松をお植えになられる
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神社仏閣に向かう参道
左右に古木が並んでる
いかにも!という感じがします
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臨済禅師は
手に持った鍬で、二度地面をたたかれた
キリスト教の修行者なら
ここに、十字架を建てよう !
そんな感じです
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