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いしをはこび、泥をはこびて師の塔をつくる




正法眼蔵 行持 ( 98 )

生前には、一虎一象
よのつねに給侍 kyuzi す、あひあらそはず
師の円寂 enzyaku ののち
虎象 kozo いしをはこび、泥をはこびて師の塔をつくる
その塔、いま護聖寺 gosyozi に現存せり
師の行持、むかしいまの知識とあるは
おなじくほむるところなり
劣慧 rete のものはほむべしとしらず





頭頂に、小さな塔の置物を置いて
間抜けにならぬよう坐禅をなされた法常禅師
晩年、後進の指導にあたられましたが
三十有余年、単身深山にて坐禅をなされていた
山中にありし時、一匹の虎と象が法常禅師を守っていました
師が亡くなられると、この虎と象は力を合わせ
泥と石を集めて師の記念塔を作りました

このお話しのどこがすごいのでしょう?
「 泥と石を集めて師の記念塔を作った 」
虎と象が  ・・・
獣が仏像を作る? ありえないお話しです
泥と石を集めて師の記念塔を作るとは
時代に関係なく、私達でも誰でも
泥と石を集めて師の記念塔を作れる、これを意味しています

泥と石とは私達の身体に他なりません
法常禅師は、己の泥と石から・筋肉と骨から
釈尊の記念塔を地上に建立された
この事は超能力でも悟りでもなく
その気になれば誰でもいつでも出来うる
これをお示しになられたので、心ある人は皆
法常禅師を敬愛なされた






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