ピラミッドの秘密 「 做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず 」 12
- 2021/02/16
- 08:13

ピラミッドの秘密 「 做手脚 sa-syu-kyaku 迄 ita らず 」 12
お尻の下から背を伸ばす
ドローン座布団に坐っちゃった
そんなイメージで ・・
? なお話しですが、わけはこうです

四面体ピラミッドの頂点Aがピンと張られてます
この時、「 拡張力A 」と「 向心力(求心力)B 」 は
同力で釣り合ってる、そう見ることが出来ます
なんかあくびが出そうな物理の授業
そのようにも聞こえますが
これは日常の身体の使い方で
とても大事な観方と言えます

地に足がついてる
しっかり踏ん張ることが出来る
その場合普通
力を下へ向けて、発します

でも、底面BCDが
頂点Aに対して「 戻るよう 」
向心力(求心力 B )を最も発揮する時って
どんな時でしょうか

点Aが、最も拡張力を発揮した時が
「 戻そう 」 とする向心力も
Maxになると推測されます
良い着地・踏み込みって
踏み込むの反対、目一杯伸ばした時
その反発収縮力が生まれた時と言えます
そして、そうだとしたら
何故、坐禅修行を祖師方が尊んだかです
それは、背を伸ばす・手を伸ばす
目一杯伸ばそうとすると、無意識で
末端、頭頂手先を伸ばそうとします
車なら F F(前輪駆動)的になっちゃう
一方、坐禅で背を伸ばそうとすると
お尻の下から背を伸ばす
ドローン座布団に坐っちゃった
車なら F R(後輪駆動)的
根本から伸ばす感じが体験しやすいと言えます

諸芸・スポーツも当然
相反する二つの動作・二つの力を足し算掛け算して
達人とも言えるような動きを目指します
坐禅との違いはどこでしょう?

坐禅の場合って
何かの目的のために
「 二力の調和 」 を用いるのではなく
「 二力の調和 」 そのものが
研究検証育成テーマになってるから
何故かって、「 二力の調和 」 って
それ自体が、ピラミッドの秘密のように
想像を超えたロマンを秘めてるから
.