行 持 下 「 格量猶滞 」
- 2021/02/07
- 04:09
正法眼蔵 行 持 下
「 格量猶滞 」
須弥大海 syumi-taikai を
量としてしかあらずと疑殆 gitai し
日月星辰に格量して
猶滞 yu-tai するは少見なり
( 須弥山や大海を
( 「量」 でイメージしたり
( 時間の流れを
( 単純に規定することは
( 愚かなことです
人の身体と
エジプトのピラミッド
後者の方がはるかに大きい
確かにそうですが
それは一つの見方で
ピラミッドは人の身体の偉大さを
模して造られたかも知れません
四面体と言う
幾何学があります
いたずらな好きな神様がおられ
平面を「空間」にしてよう!
と思いついたとします
平面をちょっと掴んで
引き上げてみました

上半身は天を衝いてる
足裏は地の堅固さを感じてる
「 人 」 が立ち上がりました
上半身がフリーで
下半身はその対極をなしてます
この 「身体」 のンスピレーションから
ピラミッド建築の衝動が生まれた
とするとピラミッドって
お墓じゃなくて、「誕生」 を現わしてる
見た通りじゃないかも知れません
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