行 持 下 「 木馬石牛 」
- 2021/01/15
- 12:00
正法眼蔵 行 持 下
「 木馬石牛 」
又 況 iwanya や
活計 具足 gusoku し
風景 疎ならず
華 笑 e むことを解 ge し
鳥 啼くことを解す
木馬 長 tokosina えに鳴 i-nana き
石牛 seki-gyu 善く走る
( まして無欲宝鏡の坐をなせば
( 心身に活力が宿り
( 何気ない風景も生き返ります
( 花は咲き、鳥が鳴いています
( 無欲、木の馬は永えにいななき
( 無欲、石の牛は元気に走り出します

達磨禅師の面壁坐禅
壁を前にして坐る
この壁・面が
何も受け取らない無欲な
「 神面 」 だとします
前後左右上下、六面すべて
この 「 神面 」 だとします
坐ってても立ってても
水平な 「 神面 」 が下にあったら
体重荷重感は
まったく違ったものとして
私達に帰って来るでしょう
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