行 持 下 「 何ぞ須 motome ん 」
- 2021/01/06
- 08:31
正法眼蔵 行 持 下
「 何ぞ須 motome ん 」
止 tada 此 kaku の如く
なるに於て
何ぞ須 motome ん苦苦 kuku として
貪恋することを
如今 ima 歇 yame ずんば
更に何 izu れの時をか待たん

( 「 かくの如くなる 」 とは
( 坐の求心十字で
( 全球なる鏡面をつくる事でしょうか
( かくの如くなると
( 十方へ向けて放つ
( 視線視矢が全球鏡面に反射され
( 坐の十字を通って戻って来る
( 「 視 」 「 眼 」 からなる十字が
( 心身を貫きます
( 貪恋は、 「 眼 」 を受けると
( まなざしを受けると
( 強制寂滅せざるをえません
( これが、「 正法眼蔵 」
( 威儀十字の理科の実験みたいな
( 正確無比なからくりと言えます
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