行 持 下 「 日食粥一杯 」
- 2020/12/28
- 09:58
正法眼蔵 行 持 下
「 日食粥一杯 」
米湯 bei-to の法味つたはれり
芙蓉山に庵せしに
道俗の川湊 sen-so するもの
僅 ooyoso 数百人なり
日食粥一杯なるゆえに
おほく引去 in-ko す
師ちかふて赴斉 hu-sai せず
( 芙蓉道楷禅師 1042 ~ 1118 の
( 質素な宗風は世に伝わり
( 修行者が数百人も集まります
( とは言え、一日一食お粥一杯
( その多くは去らざるをえません
( また、在家の方が
( 食を布施しようとしても
( 師は誓ってそれを受けませんでした

( 1000種類、100兆個
( 私達の腸内細菌は新陳代謝しています
( これを体外に廃棄せず
( 白血球が、栄養素として身体に取り入れます
( その組成は脂肪とタンパク質
( 昔も今も、ほとんど食べなくても
( ぜんぜんお元気な方には
( ちゃんとバックアップ・システムがあったわけです
( 仙人は霞を食べてたんじゃなく
( 「 腸内細菌 」 を食されていた
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