行 持 下 「 希代 ki-dai 」
- 2020/11/30
- 08:03
正法眼蔵 行 持 下
「 希代 ki-dai 」
上表三返 zyo-hyo san-ben
希代 ki-dai の例なり
いま澆季 gyo-ki には
もとめて帝者にまみえんとねがふあり
( 四祖大醫 dai-i 禅師は
( 皇帝の招きを三度
( 書をもって断ります
( これはとても希なことです
( 皇帝に会ってみたい
( そのような思いは、あさはかな事です

( 四祖大醫 dai-i 禅師は
( 常に「 皇帝 」 にまみえておられた
( そのような表現も出来ます
( 自分(A)が自分で
( 自分(A)を自分(C/D)に打ち込む

( 自分(C/D)にとって
( 自分(A)が皇帝にあたる
( その関係になってる
( 疑問としては
( 自分(A)と自分(B)の違いです

( 迷情と精神って
( どこが違うんだろう
( 素朴な疑問です
( これを幾何学でもって
( 厳然と分けてるところが
( 坐禅の秘密と言えます

( 心身の秘密を
( 十字の中で整理してる
( 真上から垂直に
( 身体へ打ち込むものは
( 心情(B)ではなく、精神(A)である
( そんな事が本当に言えるのか
( ??? です
( これは、なぜ坐禅なのかの
( 根幹に関わることですが
( 「 判断を下す 」 と言う言霊?が
( ヒントを与えてくれます
.