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行 持  下  「 骨を換ふる 」




正法眼蔵 行 持  下
 「 骨を換ふる 」

あくる日、にわかに
頭痛すること刺がごとし
その師、洛陽龍門・香山宝静禅師
これを治せんとするときに
空中に声有りて曰く

「 此れは乃ち
    骨を換ふるなり
       常の痛みに非ず 」



 ( 「 南へ行くべし 」 
 ( 二祖慧可大師は、天神の声を聴きます
 ( そして翌日、刺すような頭痛が起こります

 ( 師である、洛陽竜門・香山宝静禅師が
 ( これを治そうとしますが、その時
 ( 空中から声がしました
 ( 「 これは普通の痛みではありません
 (  これは骨を換えているのです 」



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 ( この一節は、?? です
 ( 刺すような頭痛 が
 ( 骨を入れ替えてる状態を意味する
 ( それってどういう事ですか? です



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 ( 慧可大師は
 ( 「 南へ行くべし 」 という声を聴きます
 ( この時点で慧可大師は
 ( 面壁坐禅の法を授けてくれる
 ( 達磨大師に、まだ会ってません



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 ( 過去に会ってて
 ( それを受け入れ、それが心魂に沈み
 ( それは、それ独自の生を営みだす
 ( 記憶は、そのものから離れても
 ( 独自の生を営める、それはありえるかも



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 ( しかしこの時点で
 ( 慧可大師はまだ、達磨大師に会ってません
 ( それは、その後の事です
 ( ・・・ 仮定として
 ( 慧可大師は以前、達磨大師に会ってた



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 ( いつ、お会いしてたのでしょう
 ( 地上生・80年として、1120/1200
 ( 地上生でない
 ( 欲界・霊界・神界 一千年?
 ( そこで、縁を結ばれておられた
 ( そのような事は、ありえるでしょうか



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 ( 「 骨を入れ替える 」
 ( 身体を創り直す? って事でしょうか
 ( 私達の骨は、だいたい三か月で
 ( 新しい骨に入れ替わってると
 ( 全身が新陳代謝してるので
 ( 幾年ぶりに会う友人は
 ( 以前会ったその人とは
 ( まったく違う身体になってます



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 ( 幾十年ぶりに会えば
 ( ?? て、感じるかも知れませんが
 ( 2、3年ならだいたい似てるはずです
 ( 「 遺伝子が変わらないからです 」
 ( これが今のものいいです
 ( でもそれは建築の概要で
 ( 表情や雰囲気、微妙なオーラ
 ( それには、別の何かが関与してるはずです



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 ( まるちゃんは、永遠に
 ( 脳天気な小学生ですが
 ( 普通の女の子は、9歳の時と
 ( 19歳の時、結婚されたらその後
 ( お母さんになったらその後
 ( 子供が巣立ったらその後
 ( そして、静かな晩年と
 ( 表情や雰囲気、微妙なオーラ
 ( どんどん変わってゆきます
 ( 遺伝子が身体のすべてを
 ( 規定してるとは、とても思えません



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 ( 時々刻々と、新陳代謝して
 ( 新たな身体が構築されてく
 ( その中で微妙に変化してゆく
 ( 表情や雰囲気、微妙なオーラ達
 ( 何が関与してるのでしょう
 ( 目には見えない 「 心魂 」
 ( それが関与してるのは、明白です



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 ( この一節で、慧可大師は
 ( 「 南へ行くべし 」 という声を聴きます
 ( 今生で、達磨大師に
 ( まみえる事が決定的となったのです
 ( 目には見えない縁 enisi が
 ( 地上界に顕現します
 ( すなわち、物質化します
 ( 縁 enisi が目に見えるものとなるのです



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 ( それと、慧可大師の骨が
 ( 一晩で入れ替わる事は、どう関連してるのでしょう

 ( 慧可大師が
 ( 達磨大師にお会いする、このような事案? は
 ( 霊界や神界と言う
 ( 非物質で目には見えない世界でも
 ( その上層部? が関与なされてるはずです
 ( 決済がなされてるから、実行される
 ( そう推測するのが、自然です



20201025SS00012.png
 ( 上とか、下とかじゃなく
 ( 神界にも、位階があって
 ( それぞれ役割・使命があるはずです
 ( そう考える方が、自然です
 ( お二人の出会いには
 ( 神界の上層部が関わってた



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 ( 神界の上層部は、考えたはずです
 ( 実際の出会いの前に
 ( 慧可大師が、達磨大師を理解出来るよう
 ( その正法眼蔵・面壁坐禅を
 ( 受け入れられるよう
 ( そんな身体に、創り直す必要があると



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 ( それ故、通常の
 ( 新陳代謝の変化の
 ( 幾十倍・幾百倍の働きかけが
 ( 慧可大師の身体に向けられた
 ( その働きかけが尋常じゃなかったから
 ( 「 にわかに頭痛すること刺すが如し 」
 ( だったと


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 ( このような、劇的な変化
 ( 実は、この2020でも
 ( 何気に、どこでも起こってる ?

 ( 「 が ん 」  と言う病の
 ( 最大の要因は、「 ストレス 」 です。
 ( これは新潟大学の安保先生の指摘です
 ( でも、ストレスでガン細胞が増えるわけはなく
 ( 実際は、ストレスで免疫系がしょぼんして
 ( ガン細胞を駆逐出来なくなるから   ・ ・
 ( それを実証的に証明されたところが
 ( 安保先生の業績と言われています



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 ( 目に見えない
 ( 心魂的・精神的なものが
 ( 生体を劇的に変化せしめる

 ( ガン細胞を駆逐出来なくなると
 ( それからどうなるか ・ ・

 ( これは、どうでもいい昔話しでしょうか
 ( いや、リアルな人生の現実です
 ( 多くの人生を、巻き込みます



20201025SS00017.png

 ( ガンのメカニズム知れば
 ( 精神的なものが如何に
 ( 良い方向にも、悪い方向にも
 ( 劇的な変化をもたらすか ・ ・
 ( これは、恐ろしき現実です

 ( 理解不能な
 ( 慧可大師の 「 刺すような頭痛 」
 ( そこには、目には見えない
 ( 劇的な神的なものが、働きかけてたはずです

 



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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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