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行 持  下  「 麦をうけ蕨をとる 」




正法眼蔵 行 持  下
 「 麦をうけ蕨をとる 」

麦をうけ蕨 warabi をとるは
道俗の勝躅 sho-tyoku なり
血をもとめ乳をもとめて
鬼畜にならはざるべし
ただまさに行持なる一日は
諸仏の行履なり

 ( 釈尊と弟子方は、コーサラ国の西
 ( ベーランジャーに赴かれた時
 ( 食するものがなく、馬師が供養された
 ( 馬に与える麦を食されました
 ( 中国は殷代、孤竹国に
 ( 伯夷 hakui と叔斉 syuku-sei と言う
 ( 国の王子の兄弟がおられた
 ( ある経緯から、義を重んじて世間を離れ
 ( 深山に居し山菜を食べて暮らしました
 ( これらの故事は、出家俗人を問わず
 ( 私達が見習うべきお手本です
 ( 食によって
 ( 鬼にくみする事は愚かな事なのです
 ( 食より大事なもの
 ( 正法眼蔵の面壁坐禅を標準として
 ( 一日を組み立てて行く
 ( これを第一義とするのです



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 ( 粗食や一日一食
 ( これが案外健全な身体をつくってく
 ( 近年の免疫学の発展から
 ( 食の問題は、精神論から
 ( 事実認識の問題になってます



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 ( 健康体においても一日に
 ( 数千から数万のガン細胞が生まれてる
 ( そう言われています
 ( それは生体にとって異物なので
 ( 血液中の白血球、その中の
 ( マクロファージ等の免疫系
 ( それをちゃっかり食べちゃいます



20201023SS00003.png
 ( 免疫系が食する異物は
 ( ガン細胞の他、
 ( 細菌、ウイルス、死んだ細胞とか
 ( ここで問題は、「食べもの」 です
 ( 豆大福は、毒ではないけど
 ( 身体にとっては異物です !
 ( ??? なお話しです



20201023SS00004.png
 ( 例えば木造住宅
 ( 木材でつくられます
 ( では山に自生する樹木が
 ( 即、木材かと言うと
 ( 伐採、裁断、乾燥、運搬加工って
 ( 多くの手間が投入されてます
 ( 分業なので直接見えないけど
 ( 多くの仕事が投入されてるはずです
 


20201023SS00005.png
 ( マクロファージ等の免疫系は
 ( ガン細胞や、細菌・ウイルスとか
 ( 身体に都合の悪いもの食してくれますが
 ( 免疫系が弱くなれば
 ( それらを排除出来ません
 ( 一日一食と一日三食
 ( どちらが免疫系が強いでしょうか




20201023SS00006.png
 ( 単純に考えても、豆大福が
 ( 身体の血となり肉となるには
 ( 膨大な手間が投入されてるはずです
 ( 豆大福を食べた翌朝
 ( 身体が豆大福になってた!
 ( そうならずに済むのは、消化器系のお陰です



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 ( 消化器系のお仕事が多いと
 ( これは食べる量が多いか
 ( 食事と食事の間隔が短いかで
 ( お仕事の納期がキュートになって
 ( 消化器系では追っつかず
 ( 免疫系がフォローに入ります



20201023SS00008.png
 ( 会社の業務運営が多忙過ぎて
 ( 営業がフォローに入ったとします
 ( どうにか、うまく回ったとします
 ( でも、外が手薄になっちゃう



20201023SS00009.png
 ( 免疫系が
 ( 本来の仕事を離れ
 ( 消化器系の助っ人へ行っちゃう
 ( 常時すべきな、ガン細胞や
 ( ウイルスの除去が手薄になっちゃう
 ( 粗食と飽食
 ( 一日一食と一日三食
 ( どちらが強い体質か? でしょうか








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