行 持 下 「 無量恒河沙の身命 」
- 2020/10/19
- 09:55
正法眼蔵 行 持 下
「 無量恒河沙の身命 」
一日に無量恒河沙
muryo-go-gasya の身命
すてんことねがふべし
法のためにすてん「かばね」 は
世世のわれら、かへりて礼拝供養すべし
諸天龍神、ともに恭敬尊重し
守護讃嘆するところなり
道理それ必然なるがゆゑに
( 限りない数の
( 思い出せない記憶や
( よく分からない衝動
( これらを面壁坐禅の
( 真上からの一刀で成仏してもらおう
( しかしその屍が、無に帰すことはありません
( その一刀でまったく別のものに変化します
( 礼拝し供養したい、そう思うものに変わります
( 天神龍神も守護し讃嘆します
( これは必然の道理です

( 卵が地をはう幼虫になり
( そして美しい蝶々に変化しちゃう
( どう見てもまったく別ものです

( 正法眼蔵の面壁坐禅では
( 3D 座標系六本の線が
( すべて中心へ向いています
( 背後からは、記憶が時間が
( 前方から、様々な志向欲望が
( そしてそれらが出合う心身の中心で
( 真上から判断を下すように
( 天剣の如し一刀が振り下ろされます

( この一節の
( 無量恒河沙の身命とは
( 一人に一つの身体的生命
( ではなく、その内容を構成してる
( 時間 ( 記憶 ) であり、その鏡像である
( 未来から問いかけて来る、志向欲望
( それを、「すてんことねがふべし」 と

( 無意識の記憶が
( その鏡像として無意識の衝動を
( 前方に浮かび上がらせ
( 私達を規定します
( それを共に一点に集め
( 真上から成仏の一刀を下す
( 寂滅して無に帰す ・・
( いえ、無に帰すことはありません
( これがこの一節の主旨です

( 思い出せない記憶
( その鏡像としての衝動
( コントロール出来ない 「 業火 」 ?
( でもそれって業火と言う事は
( もともと 「火」 だったって事でしょうか
( 色の付いてない火だった
( フリーなテンション、明るい元気さ
( 業火の前はそう暮らしてた ?
( 業火が私達を苦しめる
( そうも言えますが、第一被害者は
( 業火に規定されちゃった元の火
( なのかも知れません

( 無量恒河沙
( muryo-go-gasya の身命とは
( 私達の身命の事言ってるじゃなく
( 呪縛された元火のこと述べてられる
( それを 「すてんことねがふべし」 とは
( その呪縛を解けるのは
( その住まいを提供している
( 私達しかいない、と言う事でしょうか

( 正法眼蔵面壁坐禅の天剣で
( その呪縛を解いてさし上げる
( どうなるでしょうか
( それらは、色のついてない
( 元気な元の火へと帰られる
( 天神龍神もそのご帰還を
( 恭敬し尊重し守護奉るは
( 当然の道理、と言うことでしょうか

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「 無量恒河沙の身命 」
一日に無量恒河沙
muryo-go-gasya の身命
すてんことねがふべし
法のためにすてん「かばね」 は
世世のわれら、かへりて礼拝供養すべし
諸天龍神、ともに恭敬尊重し
守護讃嘆するところなり
道理それ必然なるがゆゑに
( 限りない数の
( 思い出せない記憶や
( よく分からない衝動
( これらを面壁坐禅の
( 真上からの一刀で成仏してもらおう
( しかしその屍が、無に帰すことはありません
( その一刀でまったく別のものに変化します
( 礼拝し供養したい、そう思うものに変わります
( 天神龍神も守護し讃嘆します
( これは必然の道理です

( 卵が地をはう幼虫になり
( そして美しい蝶々に変化しちゃう
( どう見てもまったく別ものです

( 正法眼蔵の面壁坐禅では
( 3D 座標系六本の線が
( すべて中心へ向いています
( 背後からは、記憶が時間が
( 前方から、様々な志向欲望が
( そしてそれらが出合う心身の中心で
( 真上から判断を下すように
( 天剣の如し一刀が振り下ろされます

( この一節の
( 無量恒河沙の身命とは
( 一人に一つの身体的生命
( ではなく、その内容を構成してる
( 時間 ( 記憶 ) であり、その鏡像である
( 未来から問いかけて来る、志向欲望
( それを、「すてんことねがふべし」 と

( 無意識の記憶が
( その鏡像として無意識の衝動を
( 前方に浮かび上がらせ
( 私達を規定します
( それを共に一点に集め
( 真上から成仏の一刀を下す
( 寂滅して無に帰す ・・
( いえ、無に帰すことはありません
( これがこの一節の主旨です

( 思い出せない記憶
( その鏡像としての衝動
( コントロール出来ない 「 業火 」 ?
( でもそれって業火と言う事は
( もともと 「火」 だったって事でしょうか
( 色の付いてない火だった
( フリーなテンション、明るい元気さ
( 業火の前はそう暮らしてた ?
( 業火が私達を苦しめる
( そうも言えますが、第一被害者は
( 業火に規定されちゃった元の火
( なのかも知れません

( 無量恒河沙
( muryo-go-gasya の身命とは
( 私達の身命の事言ってるじゃなく
( 呪縛された元火のこと述べてられる
( それを 「すてんことねがふべし」 とは
( その呪縛を解けるのは
( その住まいを提供している
( 私達しかいない、と言う事でしょうか

( 正法眼蔵面壁坐禅の天剣で
( その呪縛を解いてさし上げる
( どうなるでしょうか
( それらは、色のついてない
( 元気な元の火へと帰られる
( 天神龍神もそのご帰還を
( 恭敬し尊重し守護奉るは
( 当然の道理、と言うことでしょうか

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