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行 持  下  「 七宝千子をなげすて 」

正法眼蔵 行 持  下
 「 七宝千子をなげすて 」

むかし仏祖のかしこかりし
みな七宝千子をなげすて
玉殿朱楼をすみやかにすつ
涕唾 tei-da のごとくみる
糞土のごとくみる

 
 ( 仏祖方は優れておられます
 ( それが大事でしょう
 ( というものを捨て
 ( これが自分を守ってる
 ( と思われるものを
 ( あっさり捨てておられます
 ( それらを涙や唾のように
 ( 流れ去るものとして見えてた
 ( はかない土の器に
 ( 見えたのかもしれません



これらみな、古来の仏祖の
古来の仏祖を報謝しきたれる
知恩報恩の儀なり

 ( こちらの表情に 
 ( 相手の笑顔が映る、朗らかさが映る
 ( 自分の表情なんだけど
 ( 映ったものが己に息づくことは、よくあります
 ( 古の仏祖方が
 ( そのような感受性をお持ちになられたのは
 ( さらにその古の仏祖方からの
 ( 贈り物だったのかも知れません




20201014SS00001.png
 ( コロナ禍で多くの事がストップしちゃいましたが
 ( コンサートも少しずつ
 ( 開かれるようなって、アーティストも
 ( 「 やっぱり、ライブはいいですね!! 」
 ( 感動を送ってるのはアーティストなんだけど
 ( それに感動したお客様の感動を映して
 ( アーティスト自身が、新たな感動を見出す
 ( 素敵な関係でらっしゃいます



20201014SS00002.png
 ( このブログでは
 ( 「 内十字 」 という言葉をよく使います
 ( 3D座標系の垂直交差な三本の直線
 ( 中心から見ると、六本になります
 ( その六本の矢がすべて
 ( 十字の中心を向いてる、そんなイメージです



20201014SS00003.png
 ( ライブで音楽で感動なされる方は
 ( 外に音を感じてる、と言うより
 ( 受け入れたリズム音階言葉を
 ( 身に受け入れて
 ( 自分の心身の内に感じて
 ( 内に感じて、さらに内にあるそれの
 ( その音自体の中で感じてる
 ( だから魂が蘇って来るんじゃないかなって



20201014SS00004.png
 ( ??? な
 ( 面壁坐禅を構成する
 ( 「 内十字 」 ですが
 ( 外から見たら中学生の幾何学です
 ( だから? の場面でしょうか
 ( しかし、心身に描いたそれを
 ( 音を感じるように、その中に入り
 ( それ自体の中から感じようとしますと
 ( まったく違ったものが感じられます



20201014SS00005.png
 ( 音楽家が楽譜として
 ( その音楽を後世に伝えたように
 ( 祖師方は坐禅と言う楽譜を書かれて
 ( 聖十字の音階をお伝えなされた
 ( 十分ありえると思われます





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佐々木正巳

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