行 持 下 「 自称せん 」
- 2020/09/28
- 08:32
正法眼蔵 行 持 下
「 自称せん 」
西天にいたりて
正師をみたるといふ
たれかその人
いまだきこえざるなり
もし正師にあはば
いくそばくの名称をも自称せん
なきによりて自称いまだあらず
( インドに行って
( 師に会ったという人を
( 聞いたことがありません
( 師に会っていたなら
( その名を自ら言うことでしょう
( 会ってないから述べないのです

( 道元禅師は
( お堅いイメージですが
( この一節からは
( 気さくな感じが伝わって来ます
( いい事があったら
( 述べたくなりません
( いい出会いはその方を満たし
( あふれ出て来るはずじゃないっ

( 達磨大師、道元禅師の師とは
( 面壁坐禅であり只管打坐に他ならない、とも言えます
( それを人の師から承った感じでしょうか
( しかし、この師は
( やってみても全然ぴんとこない!
( お会いしても、どんな方か
( まったく理解出来ないので
( やっかいです

( 前の文章と矛盾しますが
( 感動があふれ出る、とならず
( 身の構え、その十字中心へと
( 感動が流入寂滅してゆく
( そんなスキームです
( 通常の意識感覚と逆です

( 精神疾患の患者数
( 日本で400万人?
( 世界のうつ病患者数 3億人?
( この師 ( 面壁坐禅 ) が簡単に
( 受け入れられるものだったら
( そのような病・事態は
( 起こりえなかったかもしれません

( 三次元座標系
( 中心へと続く、六本の矢
( これに沿って素直に
( 「 引きこもり 」 すれば
( すべての矢は真逆からやって来ますので
( [ +A ] + [ -A ]
( 正反対の同量が衝突し、相殺されます
( 送付した請求書の額と
( 届いた請求書の額が同じ
( なんて事は普段ありえないので
( この相殺はイメージしづらい
( かも知れません

( 三次元座標系
( 中心へと続く、六本の矢
( これは科学的とか精神的とか
( そのような観念とは別次元
( あえて言葉にするなら
( 「 理念 」 のようなものでしょうか
( 観念・精神空間って
( 個人的にも、時代的にも
( どんどん変わって行きます
( 「 理念 」 はその背後にあって
( ひょうひょうとなされてる

( 三次元座標系
( 身体的にはそれは三半規管
( に依存しています
( 事故とかで損傷を受けますと
( もう、前後左右上下を認識出来ません
( この三半規管って
( どのように形成されたのでしょう ?

( では、目はどうでしょうか
( 自然に形成されたとも言えます
( しかし、光が目を生成なされた
( と言う方が説得力があります
( 一万年前に洞窟深く移住した
( その動物は、栄養が目にいかず
( 目は退化消滅して耳が発達した
( この説明は十分理解出来ます
( 光が先で、目の形成が後に来る
( これは大事が着眼なのかも知れません

( 雪の結晶は自然にできる
( 確かにそうですが
( ある形成力が外から働きかけて
( フリーなそれを、そう形づくった
( 雪の結晶は、その素直な模写とも言えます
( 三次元座標系
( 中心へと続く、六本の矢
( 三半規管の形成はどうでしょうか
( ある形成力が外から働きかけて
( 身体にその模写を形成した
( ・ ・ と します
( 宇宙?太陽系?時間と空間?
( どこからか、その形成力が働きかけた
( これを逆に戻るところに
( 達磨大師のマジックがあるのかも、です
( 三半規管と言う模写に沈潜して
( ルート順番を逆に戻って
( その形成力へアプローチなられてる
( 秋明菊を通して
( 秋の精霊達へアプローチ出来るかも
( でしょうか

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