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行 持  「 面壁燕坐 」




正法眼蔵 行 持  下
 「 面壁燕坐 」



達磨をして
方言に通ぜざらしめば
則ち何ぞ是の時に於いて
能くしかあらしめんや

 ( 帝又問う
 ( 「 如何 ika ならんか是れ
 (   聖諦第一義諦 syo-tai-dai-itizi-tai 」
 ( 師曰く
 ( 「 廓然無聖 kakunen-musyo 」

 ( このような的確な
 ( 受け答えが出来たのは
 ( 達磨大師はインドの方ですが
 ( 中国語に通じておられました



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しかあればすなはち
梁より魏へゆくことあきらけし
嵩山に経行して
少林に倚杖 i-zyo す
面壁燕坐 menpeki-enza すといえども
習禅にはあらざるなり

 ( 梁の武帝との会話
 ( 武帝は、とても不快に
 ( 思われた事でしょう
 ( これが何を意味するかは
 ( 明らかですので
 ( 達磨大師が梁を離れざるをえず
 ( 魏へ行かれたことは明らかです

 ( そして嵩山少林寺に
 ( 杖 zyo を置かれます

 ( 達磨大師の面壁坐禅
 ( それは、その姿在りようが
 ( 迷情の静謐への帰還を意味します
 ( 習い事や
 ( 能力 up の修行とは言えません



20200828SS00010.png

 ( 四本の線
 ( それが十字に位置します
 ( 四本の線は
 ( 外周から中心へ向け
 ( 漆黒から白色へと
 ( グラデーションに変化してるとします
 ( この変化は
 ( イメージや写真ではなく
 ( 朝焼けのように
 ( 実際生きてるとします
 ( これは恣意的な創作ですが
 ( それに対応するものがあれば
 ( それが呼び起こされ
 ( 実際に生きる力となるはずです






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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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