行 持 「 深 居 」
- 2020/07/25
- 10:12
行 持 66 )
これよりのちに
なほ山奥へいらんとせし
ちなみに、有頌するにいはく
一池の荷葉
きるに尽くること無し
数樹の松華、食するに余り有り
かえって世人に住処を知られて
更に茅舎を移して深居に入る
つひに庵を山奥にうつす

( 斉安国師の遣いが来られてのち
( 法常禅師は、さらに山の奥へ居を移します
( 詩にこう述べられました
( 池の蓮の葉で、衣には困りません
( 松の実は、食べきれないほどあります
( しかし、この身の消息が
( 人の知るところとなりました
( 草庵をさらに山の奥へとしようと思います
[ 人から賞賛されたい、有名になりたい
[ これが原動力になって頑張れる
[ 法常禅師の教育プログラムは
[ 上記プログラムの鏡像になってます
[ 消息を絶つ、完全に忘れ去られる事で
[ パラダイムシフトな展開が開ける
[ というものです
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