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行 持  「 出山路 」



行 持   64 )



この僧またとふ
「 出山路、向什麽処去 」

師いはく 「 随流去 」


 ( 道に迷った僧が尋ねます
 ( 「 山中迷ってしまいました
 (   どのように行けばいいでしょうか? 」

 ( 法常禅師がお答えられます
 ( 「 水の流れに沿って行きなさい 」


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火・風・水・土
これが起承転結を表現している
という、秘儀があります
「 起 」 は事のはじまりです、そこから始まる
ある神霊が別の神霊を見上げています
なんてすごいんだろう
その感動の熱 [ 火 ] が立ち昇ってゆきます
「 承 」
その様子をまた別の神霊が見ています
この神霊は目前のやりとりから
尽きることのない感動を得ます
その感動は周囲に満ち満ちて行きます
送り与えようとする徳、 [ 風 ] です

そして転じます
ある神霊が捧げられた感動の火
その受領を辞退します 
受領の断念、 [ 水 ] が生じます

そこから一つの結に至ります
心からの声援感動拍手を送ったのに
それが受領されなかったとします
感動の火は送った先に届き
受け取られてこそ、それだったのに
その火は本来あるべきところに
至ることが出来ません
生花を送ったのに住所不在で
手元に送り戻されて来た
その時の落胆に似ています
「 あるべきところ 」 との別離、死です
[ 土 ] が死です

私達の身体は
私達の心魂が中にあってこそです
心魂が入れなくなったら
身体はそのあるべき意味に至れません
本来の意味からの退去
身体を通して死が現実のものとなります


法常禅師が述べられた
「 随流去 」
水の流れに沿って行きなさい
水は 「 受領せず 」 を意味しています
法常禅師はその身体を受領しません
その身体を坐禅に捧げます
本来の意味から離れたその身体は
死 ( 土 ) を経験する事になります

この事で法常禅師は
何をなさったのでしょう
死の力の源泉は生から死へ
その変化落差にあると言えます
既に死んでいるものには
この変化落差を行使する事は出来ません
法常禅師は自ら
継続的に死を経験する事で
死そのものを無力化なされたと言えます




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佐々木正巳 
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正法眼蔵・現代語訳はこちらでした。
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