行 持 「 終日露回回 」
- 2020/07/08
- 08:06
行 持 38 )
後大潙 ( i ) 和尚いはく
「 我 二十年 潙山 ( Isan ) に在って
潙山の飯を喫し、潙山の屙 ( a ) を屙し
潙山の道に参ぜず
只一頭の水牯牛を牧得して、終日露回回なり 」
( 後大潙和尚は、述べられました
私は二十年 潙山におりました
食しそして用を足していました
潙山禅師の道を、学んでいたのではありません
ただ一頭の水牛の面倒を見てました
終日、露 ( tuyu ) を振り返っていました )

若々しく芽吹き
つよくその身を謳歌する
そして時は夕刻に至る
身体が魔法のように動いてくれる
普通に食し当たり前に用をたす
いずれそれが出来なくなる
普通に食し当たり前に用をたす
魔法のような出来事です
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