石女たって舞う
- 2020/07/05
- 17:33
・・・・・・木人まさに歌い
・・・・・・石女たって舞う
・・・・・・情識の至るにあらず
・・・・・・・・・・・・・「 宝鏡三昧 」
・・・・・・・・・・・・・・洞山良介禅師作
・・......・・・・・・・・・・・・・807~869

木造彫刻が、歌いだし
石像の女神が舞いだす
中国は唐の時代
日本は平安時代に書かれた偈頌ですが
「 ト イ・ス ト ー リ ー 」 ( ディズニー )
みたいな映像描写です
前世紀なら
チャップリンのサイレント映画みたい
平時に
「 もはや、これまで !」 感
繰り返しトレーニングしてくと
絶望感通り越して、身軽になって来る
そんな錯覚おぼえます
生老病死は
既定スケジュールですので
「 もう手の施しようありません 」 な end は
ノンフィクション ではあるのでしょう
一瞬の end を基準にして
他の時間を彩色するのって
偏ってません ? とも思えますが
絶望の向こう側に
身軽さや自由があるとしたら
「 もう手の施しようありません 」
これにに馴れて行くのは、楽しからずやかも
( それに普段って、アノ手コノ手で疲れてるし )
「 もう手の施しようありません 」 の次は
自分の身体が木や石のように
「 他 」 に見えるかもしれません
そして
木や石のように 「 他 」 に見える
自分の身体に意志を吹き込み
歌い、そして舞う
これってとてもお洒落な
時間の過ごし方のように思えます
.