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恐怖とその克服



この身を十字にかける 9


不注意で
刃物で手を切っちゃった
即っ!しゅんとなります

坐禅修行も
威儀を正せば、即っ!しゅんとなる
そうなると、次の展望が開けて来ます


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ぞっとする、血が引くけど
身は十字でかためてて
その怖さに対峙できる
恐怖と、その克服と言う両極が対峙する

大腰筋の張り
それで作る縦の矢
そして、
肩甲骨と手組みでつくる
横の張り、横の矢

この身を貫通する十字って
ぞっとする、身に刺さる二本の矢
同時にその恐怖を克服する二本の支え


次に
恐怖とその克服
それで ? と続きます

その状態を保持してると
何気ない今ここが
深く Pure に感じられて来る

これは多くの祖師方の
共通するレポートと言えます

みんな頭がへんだった
可能性として排除できませんが
これはむしろアート論に近いと言えます

open なのに close
ある芸術作品は
そのどこが圧倒的か
見える人にしか己を開示しない

同じように
山水草木、時間といい空間といい
ほんとうは、圧倒的な存在感をお持ちになってる
けれど、open なのに close されてる
 
恐怖とその克服
これが、その close を open とする
身支度、受け入れ態度と推測されます







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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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