恐怖とその克服
- 2020/06/14
- 09:54
この身を十字にかける 9
不注意で
刃物で手を切っちゃった
即っ!しゅんとなります
坐禅修行も
威儀を正せば、即っ!しゅんとなる
そうなると、次の展望が開けて来ます

ぞっとする、血が引くけど
身は十字でかためてて
その怖さに対峙できる
恐怖と、その克服と言う両極が対峙する
大腰筋の張り
それで作る縦の矢
そして、
肩甲骨と手組みでつくる
横の張り、横の矢
この身を貫通する十字って
ぞっとする、身に刺さる二本の矢
同時にその恐怖を克服する二本の支え
次に
恐怖とその克服
それで ? と続きます
その状態を保持してると
何気ない今ここが
深く Pure に感じられて来る
これは多くの祖師方の
共通するレポートと言えます
みんな頭がへんだった
可能性として排除できませんが
これはむしろアート論に近いと言えます
open なのに close
ある芸術作品は
そのどこが圧倒的か
見える人にしか己を開示しない
同じように
山水草木、時間といい空間といい
ほんとうは、圧倒的な存在感をお持ちになってる
けれど、open なのに close されてる
恐怖とその克服
これが、その close を open とする
身支度、受け入れ態度と推測されます
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