FC2ブログ

記事一覧

行 持  「 弁道に生死をみる 」




行 持   21 )



しかあれども
時人の譏嫌をかへりみず
誓願の一志不退なれば、わづかに
三歳をふるに、弁道現成するなり

たれか見賢思斉をゆるくせん
年老耄及をうらむることなかれ

この生しりがたし
生か、生にあらざるか
老か、老にあらざるか
四見すでにおなじからず
諸類の見おなじからず

ただ志気を専修にして
弁道功夫すべきなり
弁道に生死をみるに
相似せりと参学すべし
生死に弁道するにはあらず



2020年06月08日02





きょう尊者は
まわりの誹りに屈せず
一志不退、三年を経て弁道につかれた

とは言え
ある年齢を過ぎれば
今さら、どうにもならないのでは
そう感じるのは今も昔も同じ哉です


「 この生しりがたし
  生か、生にあらざるか
  老か、老にあらざるか
  四見すでにおなじからず
  諸類の見おなじからず  」


生身の身体には、寿命がある
これは当然の事で
私と言う存在の核、それはゴーストで
当然二千年前は別の身体で自分してた
そして二千年後はまた別の身体で
自分をする事となる

これが事実とすると
いつ始めてもいいわけですので
遅いと言う事は
意味を持たなくなります

祖師方は
生まれかわり、死にかわりな
悠久の継続の中で所見をなすので
そこを理解しないと
何を述べられてるか不明となります





.

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
青葉坐禅堂



宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )

090-7325-5711 佐々木正巳 まで










.

最新記事

カテゴリ