行 持 「 嫡 嗣 」
- 2020/05/25
- 06:46
行 持 14 )
第八摩迦訶葉尊者は
釈尊の嫡嗣なり
生前もはら十二頭陀を行持して
さらにおこたらず
十二頭陀といふは、
一つには人の請を受けず
日に乞食を行ず
亦比丘僧の一飯食分の錢財を受けず
二つには山上に止宿して
人舍郡縣聚落に宿せず
三つには人に従つて
衣被を乞ふことを得ず
人の與ふる衣被をも亦受けず
但丘間の、死人の棄つる所の衣を取つて
補治して之を衣る
四つには野田の中の樹下に止宿す
五つには一日に一食す
一は僧迦僧泥と名づく
六つには昼夜不臥なり、但坐睡経行す
一は僧泥沙者傴と名づく
七つには三領衣を有ちて
余衣を有すること無し
亦被中に臥せず
八つには算間に在んで
仏寺の中に在まず、亦人間に在まず
目に死人骸骨を視て、坐禅求道す
九つには但独処を欲ふ
人を見んと欲はず
亦人と共に臥せんと欲はず
十には先に果蓏を食し、却りてを食す
食し已りて復果蓏を食することを得ず
十一には但だ露臥を欲ふ
樹下屋宿に在まず
十二には肉を食せず、亦醍醐を食せず
麻油身に塗らず
これを十二頭陀といふ
摩訶葉尊者、よく一生に不退不転なり
如来の正法眼藏を正伝すといへども
この頭陀を退することなし
あるとき佛言すらく
なんぢすでに年老なり、僧食を食すべし
摩訶迦葉尊者いはく
われもし如來の出世にあはずは
辟支佛となるべし、生前に山林に居すべし
さいはひに
如来の出世にあふ法のうるひあり
しかりといふとも
つひに僧食を食すべからず
如来称賛しまします

人の身体は
40兆の細胞から構成されてる
一方、
この身体に住まいし腸内細菌さん
その倍以上の100兆個
その腸内細菌さんは
短いスパンで新陳代謝してて
体外へと廃棄されますが
その組成は脂肪とタンパク質
一日一食・超小食ですと
身体は脂肪とタンパク質を求めますので
マクロファージ等白血球吞食細胞が
それを補食吸収なされる
体外へ排出せず
栄養としてリサイクルしちゃう
吞食細胞白血球系が活発になれば
がん細胞ウイルス等不用細胞も
どんどん捕食吸収しちゃうので
ますます元気溌剌になられる
摩迦訶葉尊者は
2500年前の超能力者と言うより
未来の身体のありようの
理想形のように思われます
.