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光 明 「 通身是眼睛時なり 」


光 明   26 )



雪峰山真覚大師、示衆云
僧堂前に、諸人と相見し了れり

これすなはち
雪峰の通身是眼睛時なり
雪峰の雪峰を見する時節なり
僧堂の僧堂と相見するなり

保福、挙して鵞湖に問ふ
僧堂前は且く置く
什麼の処か望州亭、烏石嶺の相見なる
鵞湖、驟歩して方丈に帰る

保福便ち僧堂に入る
いま帰方丈、入僧堂、これ話頭出身なり
相見底の道理なり、相見了也僧堂なり

地藏院真応大師云、典座庫堂に入る
この話頭は、七佛已前事なり




2020年04月30日01






「 僧堂佛殿厨庫三門 」

僧堂 - お家があって
佛殿 - 仏を祀って
厨庫 - 生活がある


敵は本能寺にあり、戦場は今ここ
普通の生活の中にあり
只、ちがうのは ・・・「 通身是眼睛時なり 」

私達は外界をどのように見てるのでしょう ?
文字通り「 お外 」に見てる
確かにその通りですが

確かに「 お外 」ですが
自身の目を見てる ?? これは詭弁でしょうか

神妙にしてなさい!
ワンッ! てなもんですが

「 自分で自分を自分が自分する 」
この神妙時、 「 通身是眼睛時なり 」

目を見て、外界を見る 
それが
神妙にしてなさい!ワンッ!の時
転じて
自身( 身体 )を通して外界を見る
と転換します

神妙にしてなさい! ワンッ! 
その時なぜか
「 外 」を我が事のように尊べる ?


神妙にしてなさい! ワンッ! 
これはおバカさんか、あるいは
paradigm shift  か






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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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