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光 明 「 尽十方界 」



光 明   11 )


しかあれば
明明の光明は百草なり

百草の光明、すでに根莖枝葉
花菓光色、いまだ与奪あらず

五道の光明あり、六道の光明あり
這裏是什麼処在なればか
説光説明する
云何忽生山河大地なるべし

長沙道の尽十方界
是自己光明の道取を
審細に参学すべきなり

光明、自己、尽十方界を参学すべきなり




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「 自分が自分で自分を自分する 」

坐禅 ( 威儀 ) を要約された
澤木興道老師のコメントでした


その実際は
お辞儀をして両股関節を押さえ
押さえた状態で鳩尾を伸ばす
それで身体背骨センターの
大腰筋を伸ばして
その張力でシャンとする
威儀を正す、となります

これと諸スポーツとの違いです
また、諸芸能との違いです


威儀をなす骨格・筋肉
そして上下する吐く息すう息
それらを対象としてあい対する
ともっていかずに
その中に入り、それを内側から感じる

これが坐禅威儀と
他をわかつポイントと言えます



自分自身を曖昧に
思考するのではなく
具体的な骨格・筋肉・呼吸
その中に入りその中から感じる


そんな事して
何か意味あるんですか?
そう問えます

このトレーニングは
感情豊かな人間を形成するのかな
そう思えます


日常の人対人の関係
相手を視聴覚の対象として
その外面を見て感じるのと
その方の喜怒哀楽を
その方の中に入り
その中から感じられる


これは、深き同情心の発露と言えます
そのような方とお会いしたら
立派な方だなぁ! でしょうか









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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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