光 明 「 胡 乱 」
- 2020/04/09
- 06:56
光 明 6 )
漢より隋唐宋
および而今にいたるまで
かくのごとくの流類
おほきのみなり
文字の法師に習学することなかれ
禪師胡乱の説、きくべからず

胡 Koは、でたらめ
乱 Ranは、むやみにみだれる
「 光 明 」を
視聴覚の対象や思考信条の対象
そのようにイメージしてしまう
これが「 胡 乱 」である
では、そうならないためには
どうしたらいいのか
姿勢を正す、威儀を正す
そうなるわけですが
如何せん、はいッそうですか
はいッ!そうですね。とは行かない
お辞儀して左右の股関節を押さえ
鳩尾を伸ばして大腰筋を張る
この身体中心ラインに起こした張力
これに合わせ
はく息は身体前面を下り
すう息は身体背面を上がる
これを真摯に行う事が出来る
そのためには
粘り強い修練が必要となる
正法眼蔵は
修練の合間に読むものなり
知見広める書物に非ず
そう諫める一節です
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