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空 華 「 品品重重 」


空 華   23 )

翳眼の所見あり、明眼の所見あり
佛眼の所見あり、祖眼の所見あり
道眼の所見あり、瞎眼の所見あり

三千年の所見あり、八百年の所見あり
百劫の所見あり、無量劫の所見あり
これらともにみな空花をみるといへども
空すでに品品なり、華また重重なり




2020年02月12日01




正法眼蔵 第十四巻「 空 華 」でした


止まることなき、悠久の大河
上流から下流へと流れてる
「 → 」 の image です

この身に対しては
こんな image も可能です
「 →  今 ここ  ← 」

過去から流れて来る「 記憶 」
未来から流れて来る「 欲望 」

「 →   ← 」
二つの時間が
今の身中で出会ってる

「 品品重重 」 なる今ここ
これを「 内十字 」 ( →   ← ) のイメージでとられる


威儀を正し、静かに坐す
身体も 「 内十字 」 で対処する
その由縁でしょうか






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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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