空 華 「 開 落 」
- 2020/02/10
- 09:32
空 華 13 )
しかあるを
少聞少見のともがら
空華の彩光葉華いかなるとしらず
わづかに空華と聞取するのみなり
しるべし
佛道に空華の談あり
外道は空華の談をしらず
いはんや覚え了せんや
ただし、佛
ひとり空華地華の開落をしり
世界華等の開落をしれり
空華地華世界花等の
経典なりとしれり
これ学佛の規矩なり
佛の所乗は空華なるがゆえに
佛世界および佛法
すなはちこれ空華なり

正法眼蔵 第十四巻 「 空 華 」 でした
二月らしき寒さ
身体のしんまで冷えびえです
そんななか
眉間から鳩尾そして腰腹へと
気脈が身体前面を流れ落ちる
そんな滝のイメージしてみます
この滝を維持せんとする
これは身体的には
姿勢を正す威儀を正す
って熱き行為でもあります
寒中の川面に
温か蒸気が沸き立ってる
そんな「 空 華 」の構図のような
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