海印三昧 「 海面みえざれども 」
- 2020/01/28
- 07:20
海印三昧 33)
仏性海といひ
毘盧蔵海といふ
ただこれ万有なり
海面みえざれども
遊泳の行履に疑著することなし

正法眼蔵第十三巻は
「 海印三昧 (kai-in Zanmai) 」でした
万有の image
円相を描き、そこに all を見る
それはおかしい
それでは部分になっちゃう
円相の中にいて、端 ( 円相 ) が
消えた時、それに似たりとなる
文章にしますとこうですが
静かに坐しこれを Simulation すると
とても変な感じがします
「 海面みえざれども 」
どっかに Kukuri Kakoi があるから
安心出来ますが、それが消え去ると
何か不安になります
超推論しますと、これは
死後肉体を失くして
魂が裸で旅立つ時の感覚に似たり
でしょうか
肉体に替わる魂の器があればいい
って思うかも知れません
建築 ( 坐禅 ) はこの要請に
応えたものかも知れません
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