海印三昧 「 死 屍 」
- 2020/01/27
- 11:32
海印三昧 28)
死屍といふはすべて
人々いまだみざるものなり
このゆえにしらざるなり

正法眼蔵第十三巻は
「 海印三昧 (kai-in Zanmai) 」でした
ラファエロ ( Raffaello 1483-1520 )
は、真面目な方だったと思われます
現実は時間をお持ちなのに
現実には存在しない「 止めたもの 」
人々が見続ける事は
悪しき事ではないだろうか
「 止めたもの 」の中に時間と永遠
吹き込まねばならない ・・
判断もまた
状況は移り行くゆえ
さっきの判断は時々刻々
( 死屍 Sisi ) となるなり
でしょうか
この真面目さは
いつ仕入れたは分からないもの
お客様へは出せない、と言う
食に関わる方の真面目さに似たり
でしょうか
.