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海印三昧 「 死 屍 」


海印三昧  28)


死屍といふはすべて
人々いまだみざるものなり
このゆえにしらざるなり




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正法眼蔵第十三巻は
「 海印三昧 (kai-in Zanmai) 」でした



ラファエロ ( Raffaello 1483-1520 )
は、真面目な方だったと思われます

現実は時間をお持ちなのに
現実には存在しない「 止めたもの 」
人々が見続ける事は
悪しき事ではないだろうか
「 止めたもの 」の中に時間と永遠
吹き込まねばならない ・・


判断もまた
状況は移り行くゆえ
さっきの判断は時々刻々
( 死屍 Sisi ) となるなり
でしょうか

この真面目さは
いつ仕入れたは分からないもの
お客様へは出せない、と言う
食に関わる方の真面目さに似たり
でしょうか





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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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