海印三昧 「 心印 」
- 2020/01/26
- 18:00
海印三昧 23)
東西南北に不居なりといへども
満船空しく月明を載せて帰るなり
この実帰は便帰来なり
たれかこれを
滞水の行履なりといはん
ただ仏道の剤限に現成するのみなり
これを印水の印とす
さらに道取す、印空の印なり
さらに道取す、印泥の印なり
印水の印
かならずしも印海の印にはあらず
向上さらに印海の印なるべし
これを海印といひ、水印といひ
泥印といひ、心印といふなり
心印を単伝して
印水し、印泥し、印空するなり

正法眼蔵第十三巻は
「 海印三昧 (kai-in Zanmai) 」でした
無関心には無関心で応える
仮に敬意で接せられたら
もーれつに頑張っちゃう
これが人情でしょうか
相手がどれだけ
己を開示するかは
こちらの接し方が関係してる
のかも知れません
正法眼蔵 28巻 は
「 礼拝得髄 」の巻でした
特定のものを礼拝しよう
ではなく
美しい 。なんと崇高な事だろう 。
この気分態度が
豊かな印象 ( 印 ) をもたらしてくれる
でしょうか
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