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海印三昧 「 心印 」


海印三昧  23)


東西南北に不居なりといへども
満船空しく月明を載せて帰るなり
この実帰は便帰来なり

たれかこれを
滞水の行履なりといはん
ただ仏道の剤限に現成するのみなり

これを印水の印とす
さらに道取す、印空の印なり
さらに道取す、印泥の印なり
印水の印
かならずしも印海の印にはあらず

向上さらに印海の印なるべし
これを海印といひ、水印といひ
泥印といひ、心印といふなり

心印を単伝して
印水し、印泥し、印空するなり





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正法眼蔵第十三巻は
「 海印三昧 (kai-in Zanmai) 」でした


無関心には無関心で応える
仮に敬意で接せられたら
もーれつに頑張っちゃう
これが人情でしょうか

相手がどれだけ
己を開示するかは
こちらの接し方が関係してる
のかも知れません

正法眼蔵 28巻 は
「 礼拝得髄 」の巻でした

特定のものを礼拝しよう
ではなく
美しい 。なんと崇高な事だろう 。

この気分態度が
豊かな印象 ( 印 ) をもたらしてくれる
でしょうか








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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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