海印三昧 「 許多手眼 」
- 2020/01/25
- 06:47
海印三昧 12)
いはゆる無上大涅槃なり
いはゆる之を死といふなり
いはゆる執して断と為すなり
いはゆる所住と為すなり
いはゆる
かくのごとくの許多手眼
しかしながら滅の功徳なり

正法眼蔵第十三巻は
「 海印三昧 (kai-in Zanmai) 」でした
A(誕生)→B(死)
人生のこの両端は理解出来ます
次に、A以前B以後
これは ??? です
身体の限界(死)を超えても
心魂あるいは精神の一部は継続して行く
この不死は、在りや無しや
これは思想や信仰の問題
と言うより、在るか無いかの
事実確認の問題、クリアな事案
なようにも思えます
盤珪禅師は「 不生禅 」
生死を超えて流れる悠久の大河
私達の一部にそれが流れてる
生まれる前も流れてた、ゆえに
誕生日にお生まれなされたに非ず
「 不生 」と言う事でしょうか
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