海印三昧 「 深々海底行なり 」
- 2020/01/21
- 07:33
海印三昧 1)
諸仏諸祖とあるに
かならず海印三昧なり
この三昧の遊泳に
説時あり、証時あり、行時あり
海上行の功徳、その徹底行あり
これを深々海底行なりと海上行するなり
流浪生死を
還源せしめんと願求する
是什麼心行にはあらず
従来の透関破節もとより
諸仏諸祖の面々なりといへども
これ海印三昧の朝宗なり

正法眼蔵第十三巻は
「 海印三昧 (kai-in Zanmai) 」でした
「 息をはき、身体前面を下る
腰腹の点に静まるをimageする
息を吸う時は、背面を上がるようにする 」
Mendokusaina です
色々 Mendokusaina はありますが
上記「」の Mendokusaina は
際立って異質な感じがします
普通の Mendokusaina は
進行に伴い、ほッとします
進行に伴い、調子が上がります
「」の Mendokusaina は
進行に伴い、[ 深まった ] 感じがします
「 深々海底行 」な感じに似たり
何故なのでしょう
1.息が身体の深奥をなぞるから?
2.吐く息が「 点 」の求心性をなぞるから?
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