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海印三昧 「 深々海底行なり 」


海印三昧  1)


諸仏諸祖とあるに
かならず海印三昧なり

この三昧の遊泳に
説時あり、証時あり、行時あり
海上行の功徳、その徹底行あり
これを深々海底行なりと海上行するなり

流浪生死を
還源せしめんと願求する
是什麼心行にはあらず
従来の透関破節もとより
諸仏諸祖の面々なりといへども
これ海印三昧の朝宗なり


2020012107270565d.jpg





正法眼蔵第十三巻は
「 海印三昧 (kai-in Zanmai) 」でした


「 息をはき、身体前面を下る
  腰腹の点に静まるをimageする
  息を吸う時は、背面を上がるようにする 」


Mendokusaina です
色々 Mendokusaina はありますが
上記「」の Mendokusaina は
際立って異質な感じがします

普通の Mendokusaina は
進行に伴い、ほッとします
進行に伴い、調子が上がります

「」の Mendokusaina は
進行に伴い、[ 深まった ] 感じがします
「 深々海底行 」な感じに似たり
何故なのでしょう

1.息が身体の深奥をなぞるから?
2.吐く息が「 点 」の求心性をなぞるから?







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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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