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坐禅箴  「 不触事 」


坐禅箴  27)


事に触せずして知る
知はもとより覚知にあらず
覚知は小量なり
了知の知にあらず、了知は造作なり

かるがゆえに
知は不触事なり不触事は知なり
遍知の度量すべからず
自知と局量すべからず

その不触事といふは
明頭来、明頭打、暗頭来、暗頭打なり
坐破嬢生皮なり



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正法眼蔵第十二巻は、「坐禅箴(Zazen Sin)」 でした


宏智禅師作 「 坐禅箴 」
対しの道元禅師の解説でした


自然科学の観察でも
「 観 察 」自体が対象に影響を及ぼしてしまう
これは大事な注意点でしょうか


無や空と言う??な言葉は使わず

「 触れない 」 という
現代でも理解可能なお言葉
お使いなさる宏智禅師

900年前のお方ですが
感覚は近現代人な感じがします





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