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坐り方の工夫 73



坐り方の工夫 73



[ 質問 ]

中風は何が原因なのでしょうか


[ お答え ]

天地には水気がある
人には血分がある
天地の水気は常に世界を廻る
また人の血分も常に五体を廻る
ゆえに、身体が完全であれば
血分の廻りも完全である
同様に、血分が完全である時は
身体も完全である
また、血気が満ちる時は
その身体も自然と満ちる
逆に、血が枯れる時は
その身体も弱い

若い時は活力が強いため
気血が不順になることもなく
中風に罹ることもない
だが、老いれば活力は衰え
五体に気血が廻り難くなり
自然と手足が痺れるようになり
中風に罹ることがある
中風に罹る者は肥えていて
水太りのようで
肉付きに締まりがない
これは、血分が多くあるためであり睡眠中に気血の通り道を塞ぐことになる
よって、睡眠中は
気血が滞って廻らず五体が痺れる
逆に、活動時は
気血の通り道が開くため
気血が滞ることなく廻る
ゆえに、身体の痺れが治る
しかし、老体ともなればその活力が衰え
気血の通りは自然と不順になる
よって、気血が廻らず、中風を患う女に関してはまた別である
よく考え、知りなさい



2020010606421949f.jpg





任脈を下り、督脈を上る
息を使用してそれをなす
しかし、触れないようにしよう
こうお話しが進んで来ました

上から下りしものは
腰腹に収まる、とすると
感じれど知覚せず?は
水の流れを邪魔しないように
な事でしょうか





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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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