坐り方の工夫 72
- 2020/01/05
- 16:26
坐り方の工夫 72
[ 質問 ]
人中[ 鼻の下から口の間 ]に
締まりがある者は気に締まりがある
と言うのは何故でしょうか
[ お答え ]
神気を締める時は
六根がその神に従って
一身の門を塞ぐ
これは口を塞ぐに等しい
また、口を塞ぐ時は
自然と人中が締まり
「心気」を締めるに等しい
ゆえに、人中が締まっている者は
心に締まりがある、と言う
つまり、心が締まらない時は
一国の君主の心が安定しないに等しい
よって、一身の門に締まりが無くなり
六根の臣下が現れ、縦横に働きまわり
ついにはその君を絶やしてしまう
よく考えなさい
...............水野南北居士(1760-1834)

神気と六根 [ 自分 ]
この二つを別モノと認識されてる
水野南北先生の凄い所です
六根 [ 自分 ] が神気に服する
とはならず、無意識なのか
神気を栄養にして、六根 [ 自分 ] を豊かにしよう
て、発想になってしまいます
[ 元気を頂きました ] 悪くはないですが
上記精神スキームは、ちょっと違います
心気が神気に服する
心気が臣で、神気が君
こう関係する事で
心気が君で、六根 [ 自分 ] が臣たりえる
これは国家統治に近い
精神スキームでしょうか
吐く息で
身体前面・眉間→人中と、任脈を下る
是も、その加速度を楽しむ
なんてすると、うまく行かないのかも知れません

神気荘厳を取り込む、加速度を味わう
これを改め
一歩も二歩も引いて
六根 [ 自分 ] が、神気荘厳は凄い!と鎮まる
神気荘厳はこのスキームの中で
己を開示するのかも、でした
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