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坐り方の工夫 72


坐り方の工夫 72


[ 質問 ]

人中[ 鼻の下から口の間 ]に
締まりがある者は気に締まりがある
と言うのは何故でしょうか

[ お答え ]

神気を締める時は
六根がその神に従って
一身の門を塞ぐ
これは口を塞ぐに等しい
また、口を塞ぐ時は
自然と人中が締まり
「心気」を締めるに等しい
ゆえに、人中が締まっている者は
心に締まりがある、と言う
つまり、心が締まらない時は
一国の君主の心が安定しないに等しい
よって、一身の門に締まりが無くなり
六根の臣下が現れ、縦横に働きまわり
ついにはその君を絶やしてしまう
よく考えなさい

...............水野南北居士(1760-1834)





20200105103439f6f.jpg





神気と六根 [ 自分 ]

この二つを別モノと認識されてる
水野南北先生の凄い所です

六根 [ 自分 ] が神気に服する
とはならず、無意識なのか
神気を栄養にして、六根 [ 自分 ] を豊かにしよう
て、発想になってしまいます

[ 元気を頂きました ] 悪くはないですが
上記精神スキームは、ちょっと違います


心気が神気に服する
心気が臣で、神気が君
こう関係する事で
心気が君で、六根 [ 自分 ] が臣たりえる

これは国家統治に近い
精神スキームでしょうか

吐く息で
身体前面・眉間→人中と、任脈を下る

是も、その加速度を楽しむ
なんてすると、うまく行かないのかも知れません


2020年01月05日04



神気荘厳を取り込む、加速度を味わう
これを改め
一歩も二歩も引いて
六根 [ 自分 ] が、神気荘厳は凄い!と鎮まる

神気荘厳はこのスキームの中で
己を開示するのかも、でした





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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
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師 沼田 勇 先生 



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