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坐禅儀 「 耳と肩と対し 」



正法眼蔵「 坐禅儀 」  5)


衣衫を寛繋して斉整ならしむべし
右手を左足の上におく、左手を右手のうへにおく
ふたつのおほ指、先あひささふ

両手かくのごとくして、身に近づけおくなり
二つのおほ指のさしあはせたる先を臍(ほぞ)に対しておくべし

正身端坐すべし
左へそばだち、右へかたぶき
前にくぐまり、後ろへあふのく事なかれ
かならず耳と肩と対し、鼻と臍(ほぞ)と対すべし



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正法眼蔵 第十一巻「 坐禅儀 」



「 かならず耳と肩と対し
  鼻と臍(ほぞ)と対すべし 」

これは実際のところ
どの程度で丁度良いのか?
微妙な違いはあるにせよ

耳と肩と対し、鼻と臍と対する
こう調整しますと
かなりな真っすぐ感、背の直立感
出るように感じられます

姿勢が良い、是も程度問題で
ここまで良いと王様?の構えのよう
対人すると差し障りがでるので
曹洞宗では「 面 壁 」 して
壁に向かってお坐りになられるのか
と思われます

このかなりな真っすぐ感
背の直立感ですが
建築同様、下から積み上げてく
足腰を固め、そして上を構築ですが
この2019年の暮れは
あーしてこーして来て
イメージとしては天から地へ
上から下へ構築する仏塔建築
そう展開せり、ですね


そのような思考スキームを採用出来るは
身体前面の任脈の下り感
これが身近になったから ? とも推測されます






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