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坐り方の工夫 61


坐り方の工夫 61


坐禅のとき、
袈裟をかくべし
蒲団をしくべし
蒲団は全跏にしくにはあらず
跏趺の半ばよりはうしろにしくなり

しかあれば
累足のしたは坐蓐にあたれり
脊骨のしたは蒲団にてあるなり
これ仏々祖々の坐禅のとき坐する法なり

.......................
正法眼蔵 「 坐禅儀 」より




2019年12月16日09



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お尻を上げて足組みをする
これが坐禅の特徴でした
座蒲(zafu)でお尻を上げますが
何か、しゃんとしません

本日の工夫は

1. 2×4木材二段重ねの木片を座蒲の代用とします
2. がつんと荷重し、むりぐり木片の後ろを浮かせます
3. 木片の下面に荷重するのでなく
   下面の一辺で支えるようにしてみます
4. スケート靴のような、不安定な底辺を keep します



2019年12月16日06



検証報告

1.「垂直系」..........頭頂→額→眉間→Agito→鳩尾→
2.「左右系」..........接地してる木片の底の一辺
3.「前後系」..........不安定ゆえにバランスとろうとする前後、腰腹の拮抗


あたかも三次元座標系が
接地一片の不安定さから形成されるような、です

2019年12月16日07


力さん達は、安定させようと
自発的に集合して下さるのかしら? そう思えてきます

私の役目はと言うと
不安定な一辺荷重を、ガツンと Keep する事かしら?






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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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文章を通しての師

Rudolf Steiner 先生
Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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