大 悟 「 頭黒頭白 」
- 2019/12/12
- 07:33
正法眼蔵「 大 悟 」 15)
第二頭あれば、これよりかみに
第一頭のあるをのこせるにはあらぬなり
たとへば
昨日のわれをわれとすれども
昨日はけふを第二人といはんがごとし
而今のさとり
昨日にあらずといはず
いまはじめたるにあらず
かくのごとく参取するなり
しかあれば、大悟頭黒なり大悟頭白なり

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正法眼蔵 第十巻「 大 悟 」でした
人の話しを聞ける人
そんな方って隠れ超能力者じゃないかしら
その続きでした
そんな事して、何か意味ありますか?
これ↓の事ですね
ガチィ!ピンッ!ドンッ!
って、鳩尾を下降せしめて気を腰腹へ派兵する
もって神の城郭 ( 丹田 ) の守護をする
自分の気脈をコントロールして
腰腹を 「 聖胎長養 」 して行く
この思考スキームの特徴は
自分が神になるのではなく
神を受け入れ神を守護する黒子のスタンス
鳩尾を落とす
腰腹を大事にする
これらの体感を我が物とせず
他人事のように取り扱う
相手が神ゆえに、近寄り過ぎては無礼だし
この状態をはたから見るとどうでしょうか
その方の中には神が来られてる
その城 ( その身 )は結果的に
自分がお守りする神が、お守りになられる
その方は安心して
相手の話しの中へ出入り出来る
そんな心理スキームが成立するのでは、・・
次にそのスキームは
相手の方から観るとどうでしょうか
相手の方も軽い意識で
こちらへ入って来ます
そして無意識でこちらをトレースします
何をトレースするでしょうか
「 我が身を大事にしてる 」
そのスキームをトレースする事になります
我が身を大事にする
これは共通の言語たりえます
我が身を大事にする
それを極限まで高めるのが
我が、我が身から一歩ひいて
そこを神の城郭とする、でしょうか
全財産を生前贈与するのは
老後もあるので、実生活では無理があります
一方、心理空間では
とても賢い選択かも知れません
全財産( この身 )を生前贈与しても
贈与されし方が
そこ( この身 )におられるのですから
.