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大 悟 「 第二頭 」 


正法眼蔵「 大 悟 」  14)


しかあるを、さとりといふは
第二頭へ落つるをいかにかすべき
といひつれば
第二頭もさとりなりといふなり

第二頭といふは
さとりになりぬるといふや
さとりをうというや
さとりきたれりといはんがごとし

なりぬといふも、きたれりといふもさとりなりといふなり
しかあれば、第二頭に
落つることをいたみながら
第二頭をなからしむるがごとし

さとりのなれらん第二は
またまことの第二頭なりともおぼゆ

しかあれば、
たとひ第二頭なりとも
たとひ百千頭なりとも
さとりなるべし



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正法眼蔵 第十巻「 大 悟 」でした


人の話しを聞ける人
あったらいいなァ!な能力色々ありますが
この能力は、かなりダントツでは?

「 人の話しを聞く 」
何故、これが出来ないのか?
その推論でした、その推論はこうです

自己分裂を回避するため
人の話しは聞けない
聞かないは、自己防衛行動なのでは


一方、人の話しを聞ける人はどんな方か? 
その方は強いのでぶれないので
相手の思考感情 ( 第二頭 ) の中へ
入って行けて&無傷で出てこれる

自分を受け入れ理解してくれた
そんな方はとても大事に思えます
なので、人の話しを聞ける人は
とてももてる?と言うか
相手が大事にしてくれるので
日々を楽に過ごされてるのでは
と推測されます





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佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
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