大 悟 「 第二頭 」
- 2019/12/12
- 07:02
正法眼蔵「 大 悟 」 14)
しかあるを、さとりといふは
第二頭へ落つるをいかにかすべき
といひつれば
第二頭もさとりなりといふなり
第二頭といふは
さとりになりぬるといふや
さとりをうというや
さとりきたれりといはんがごとし
なりぬといふも、きたれりといふもさとりなりといふなり
しかあれば、第二頭に
落つることをいたみながら
第二頭をなからしむるがごとし
さとりのなれらん第二は
またまことの第二頭なりともおぼゆ
しかあれば、
たとひ第二頭なりとも
たとひ百千頭なりとも
さとりなるべし

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正法眼蔵 第十巻「 大 悟 」でした
人の話しを聞ける人
あったらいいなァ!な能力色々ありますが
この能力は、かなりダントツでは?
「 人の話しを聞く 」
何故、これが出来ないのか?
その推論でした、その推論はこうです
自己分裂を回避するため
人の話しは聞けない
聞かないは、自己防衛行動なのでは
一方、人の話しを聞ける人はどんな方か?
その方は強いのでぶれないので
相手の思考感情 ( 第二頭 ) の中へ
入って行けて&無傷で出てこれる
自分を受け入れ理解してくれた
そんな方はとても大事に思えます
なので、人の話しを聞ける人は
とてももてる?と言うか
相手が大事にしてくれるので
日々を楽に過ごされてるのでは
と推測されます
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