坐り方の工夫 54
- 2019/12/08
- 10:24
坐り方の工夫 54
皮が厚く、豊かである者は
天を完全な状態で保持して、豊かであるに等しい
ゆえに、運が強く
相応に福分があり、身体が強い。
.................水野南北居士(1760-1834)

Mindfulness
これは「 正念 」の英訳でしょうか
自分に気付く意識の行為
瞑想と坐禅の違い、それは
「 ありのまま 」 とは何を指してるの?
そこでのスタンスの違いでは
こちらが本日の仮説でした
瞑想は、
外に向いてる意識を
自分へ立ち帰るよう促します
日々忙しく暮らしてるので
そのような補色の供給は
その人を健全に導くはずです
一方、坐禅は
意識の運用ではなく
「 身体 」と言う抽象概念を超え
姿を「 皮膚の造形 」と言う
そのものズバリへ志向します
澤木興道老師の言葉に
「 阿呆か、キチガイか 」 があります
外へ出れば、呆けるリスクを負い
内に籠れば、キチガイのリスクがあります
内へ籠らず、外へ呆けず
威儀を正した皮一枚の安全地帯、そこに静に佇む
これが禅僧の 「 ありのまま 」 でしょうか
皮一枚の造形、それを志向する時
それは内と外の境界なので
禅僧には根っから 「 内 外 」 の意識は存ぜず
と、推察されるわけです
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