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大 悟 「 辺際を跳出す 」


正法眼蔵 「 大 悟 」  1 )


仏々の大道、つたはれて綿密なり
祖々の功業、あらはれて平展なり

このゆえに大悟現成し
不悟至道し、省悟弄悟し、失悟放行す

これ仏祖家常なり
挙拈する使得十二時あり
抛却する被使十二時あり

さらにこの関捩子を
跳出する弄泥団もあり、弄精魂もあり

大悟より仏祖かならず
恁麼現成する参学を究竟すといへども
大悟の渾悟を仏祖とせるにはあらず
仏祖の渾仏祖を渾大悟なりとにはあらざるなり

仏祖は大悟の辺際を跳出し
大悟は仏祖より向上に跳出する面目あり


2019年11月15日06



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正法眼蔵 第十巻 「 大 悟 」 でした


「 辺際を跳出す 」とは? 本日はその考察でした

「 辺 際 」 と言う言葉は
閉じた円 ( = 個 ) を前提としてるのでは?
これが本日の推論でした



2019年11月15日04



仙台の市内/市外・日本の国内/国外・地球上/地球外
閉じたAreaの内と外ですが
「 宇宙は膨張してる 」 なる説がありますが
これは常識 Magic じゃないかしら?と、疑いたくなります

2019年11月15日05


「宇宙は膨張してる」としたら
その外側にその膨張をゆるす
膨張を可能とする
宇宙外の静謐なる空間が広がってるはずでは
そこは、宇宙外無番地なんですか?


そのように思考を広げてゆくと
その視坐・観察してる場所は
宇宙外無番地のさらにその外になっちゃいます

精神はどこまでも拡張出来うる、とも言えますが
精神は、どこまでも 「 個 」 を包み込み・ゆるす事が出来うる
これが精神の特性ではないかしら




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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


仙台にお越しの折は
気軽にお寄り下さいませ

ご連絡先はコチラでした!
090-7325-5711



師 沼田 勇 先生 



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Kōdō Sawaki
沢木 興道 老師 ( 曹洞宗 )










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