大 悟 「 辺際を跳出す 」
- 2019/11/15
- 07:04
正法眼蔵 「 大 悟 」 1 )
仏々の大道、つたはれて綿密なり
祖々の功業、あらはれて平展なり
このゆえに大悟現成し
不悟至道し、省悟弄悟し、失悟放行す
これ仏祖家常なり
挙拈する使得十二時あり
抛却する被使十二時あり
さらにこの関捩子を
跳出する弄泥団もあり、弄精魂もあり
大悟より仏祖かならず
恁麼現成する参学を究竟すといへども
大悟の渾悟を仏祖とせるにはあらず
仏祖の渾仏祖を渾大悟なりとにはあらざるなり
仏祖は大悟の辺際を跳出し
大悟は仏祖より向上に跳出する面目あり

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正法眼蔵 第十巻 「 大 悟 」 でした
「 辺際を跳出す 」とは? 本日はその考察でした
「 辺 際 」 と言う言葉は
閉じた円 ( = 個 ) を前提としてるのでは?
これが本日の推論でした

仙台の市内/市外・日本の国内/国外・地球上/地球外
閉じたAreaの内と外ですが
「 宇宙は膨張してる 」 なる説がありますが
これは常識 Magic じゃないかしら?と、疑いたくなります

「宇宙は膨張してる」としたら
その外側にその膨張をゆるす
膨張を可能とする
宇宙外の静謐なる空間が広がってるはずでは
そこは、宇宙外無番地なんですか?
そのように思考を広げてゆくと
その視坐・観察してる場所は
宇宙外無番地のさらにその外になっちゃいます
精神はどこまでも拡張出来うる、とも言えますが
精神は、どこまでも 「 個 」 を包み込み・ゆるす事が出来うる
これが精神の特性ではないかしら
.