古仏心 「 万木百草 」
- 2019/10/31
- 07:32
正法眼蔵「 古仏心 」 7 )
このゆえに、
華開の万木百草
これ古仏の道得なり
古仏の問処なり
世界起の九山八海
これ古仏の日面月面なり
古仏の皮肉骨髄なり
さらに又
古心の行仏なるあるべし
古心の証仏なるあるべし
古心の作仏なるあるべし
仏古の為心なるあるべき
古心といふは
心古なるがゆえなり
心仏かならず古なるがゆえに
古心は椅子竹木なり
尽大地
一箇の仏法を会する人を
もとむるに不可得なり
和尚這箇を喚んで
什麼とかせんなり
いまの時節因縁および
塵刹虚空ともに
古心にあらずといふことなし
古心を保任する、古仏を保任する
一面目にして両頭保任なり
両頭画図なり

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正法眼蔵第九巻は、「 古仏心 」でした
華開の万木百草
それが、古仏方が問う処なり
これはどういった意味なのでしょうか
本日の仮説はこうでした
例えば、腰→←腹 って
身体の中に心力を発揮する
その時、身体は
万木百草とまでは行かないけど
心と距離が出来て
身体が客体化されるような、でしょうか
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