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古仏心 「 牆壁瓦礫 」



正法眼蔵「 古仏心 」  6 )


西京光宅寺大証国師は
曹谿の法嗣なり
人帝・天帝おなじく恭敬尊重するところなり
まことに神丹國に見聞まれなるところなり

四代の帝師なるのみにあらず
皇帝みづから車をひきて参内せしむ
いはんやまた帝釈宮の請をえてはるかに上天ず
諸天衆のなかにして帝釈のために説法す

国師、因に僧問ふ
如何にあらんか是れ古仏心
師云く、「 牆壁瓦礫 」

いはゆる問処は
這頭得恁麼といひ
那頭得恁麼といふなり
この道得を挙して問処とせるなり
この問処ひろく古今の道得となれり



Japan 18th–19th century 350


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正法眼蔵第九巻は「 古仏心 」でした

古仏心とは、いかなるものでしょうか?
そのAnswerが 「 牆壁瓦礫 」

牆(ショウ・土塀)・壁(ヘキ・かべ)・瓦(ガ・かわら)・礫(レキ・いしころ)

これは心と身体の関係では? これが本日の仮説でした


主は、土の塵で人をつくり
命の息を吹き入れられた人は生きる者となった [創世記]


心と身体は普通ごちゃ混ぜになってる
そんな感じがします

意識と息で
腰→←腹 って二本の矢を
前後に身体の中心貫くと

心 [意識と息] と身体は
ごちゃ混ぜから、それぞれが別物に分離するような、です

心身一如
ごちゃ混ぜの心身一如から
仲良く同居な心身一如へ

その時、身体は土の塵のよう
「 牆壁瓦礫 」(ショウヘキガレキ)のよう
身近でかつ遠くに感じられます








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佐々木正巳

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