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お疲れ様です!

10月24日 木曜日
如何お過ごしでしょうか?

本日午後は
南相馬市で会合があり
今お手伝いしている
非常用蓄電池に関し5分ほど
お話しさせて頂く予定でした

日常営業は
会話のキャッチボールゆえ原稿いらずですが
一方的?に5分お話ししようとしますと
原稿が必要かな?でした


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ご紹介頂きました
ワンダーパワーステイション
その内容を少しお話しさせて頂きます
まず開発の経緯です そのスタートは
医療機関の非常用電源その現状でした
まず1,000平方メートル以上の大きな病院です
非常用電源を御持ちです
エレベーターやスプリンクラー 
消火ポンプを動かす事と
最小限の医療行為を継続するためです

しかし、お話しを伺ってみますと
ディーゼルエンジンを普段使わず
急に稼働させる事は
初めから無理があるとの事でした

日本内燃力発電設備協会の調べによると
東日本大震災の時整備不良で作動しなかった
発電機は全体の41%  始動したが
その後異常停止が27%
トータル正常に機能したのは
全体の43%でした

この問題はその後も改善される事なく
西日本や北海道の災害停電時
大きな著名病院の非常用電源が
立ち上がらなかったと言う報告が
災害時の医療を検証する
日本救急臨床医学会に多く報告されています

発電機を年一回点検するわけですが
外部電力を遮断して実際に負荷をかけて
そして回してみてどうなのか、という
「負荷運転試験」はほとんど行われていない
そうです
参考までに大きな工場の非常用電源は
カーボン汚れが少なくメンテナンスがしやすい
ガスタービンに変わって来てるとの事でした

次に1,000平方メートル未満の小さな病院です 
地域の医院・診療所です 非常用電源は
ほとんどお持ちになっておりません
大きな地震や台風 仮に災害時停電が起きても
最小限の電力を継続的に確保出来
診療所の医療サービスを継続する
この「街の灯」をたやさない事は
とても大事な事・尊い事ではないか
そう強く思われたのが 
仙台医師会の安藤先生でした
安藤先生は大学病院時代の恩師である
元東北大学学長の里見先生に協力を仰ぎ
東北大の白方先生の二次電池研究チームが
御尽力なされデザインを描き
仙台の配電盤・制御盤製造の
古川電気工業株式会社が製造され
私ども東和プロネッツ株式会社が
販売を担って町の診療所・かかりつけ医の
非常用電源の社会的普及を進めている
と言う推移でした

皆様ご存じの通り 
白方先生のマンガン系リチウムイオン電池は
携帯のNシリーズ Panasonicさんの電動自転車 
昨年までの日産リーフ等で
既にその安定安全性は実証済みの二次電池でした
そしてその安全性を裏打ちする 
抵抗がとても低いと言う特性です

抵抗が低い電池と聞いてもピンときませんが
抵抗が高いは、ピンと来ます
今月から消費税が上がりましたが
その他あれこれ引かれ
お金の流れは、抵抗がとても高いなぁと
ピンときます

白方先生のマンガン系リチウムイオン電池は
太陽光パネルが得た電気をダイレクトに
電池に吸い取り 自ら熱くなる事なく
放出すると言う、低い抵抗ゆえの高効率吸収 
そして放出がその特徴でしょうか

漫画の主人公に例えますと
無駄に熱くならないと言えば「 Gの13 」 
時代に例えますと お日様や美しい天上の星々と
距離感がとても近かった「縄文電池」でしょうか

安定継続的に電気の供給を確保しようと希望する時 
もってのこい!の電池と言えます
現在販売中のシステムは 300Wパネル4枚と 3.2KWの蓄電池
DC/ACインバーターをUPSで代用する構成でした 価格は工事費込みで250万円
現在、容量・価格がその半分の製品を準備中でした
これは、希望容量に合わせ、それを複数設置して行くイメージです


実際の設置工事ですが このシステムは
非常時に急に稼働させるのでなく
日頃から、発電した電気を使用して行きます
それゆえDC/ACインバーターの出力規制を受けますので
事前に何をつなぐか 、そして非常時には何をつなぐか 
事前打ち合わせが必要となります
これは、何を継続すべきか? と言う問いで奥深い問いとも言えます

設置された医院様は 
サーバーとPCが動いて電子カルテが使え
それに最低限の照明があれば十分とか
ワクチン保存のためこの冷蔵庫はつなごうとか
小型ポンプで吸い上げる井戸をお持ちなので 
断水時地域の方へ御水を分ける事が出来るとか
明確な「継続すべきもの」のイメージ
「街の灯」を消さないと言う 明確なイメージをお持ちになられてる
と言う印象でした

以上、断片的ではありますが
ワンダーパワーステイションのご紹介でした 

有難うございました!





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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


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