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古仏心 「 巴 鼻 」




正法眼蔵「 古仏心 」  3 )


圓悟禅師いはく
稽首す、曹谿、真の古仏しるべし
釈迦牟尼仏より第三十三世は
これ古仏なりと稽首すべきなり

圓悟禅師に
古仏の荘厳光明あるゆえに
古仏と相見しきたるに
恁麼の礼拝あり

しかあればすなはち
曹谿の頭正尾正を草料して
古仏はかくのごとく
巴鼻なることをしるべきなり

この巴鼻あるはこれ古仏なり



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正法眼蔵第九巻は、「 古仏心 」 でした


「 巴 」 音読みは、ハ
訓読みは、ともえ・うずまき

その意は、
象をも飲みこむほどの
伝説上の巨大な蛇との事です

巴のような鼻とは
これは何を意味なされて述べられたのか?

本日の仮説はこうです

直径2cmの管(鼻)に、毎分1ℓの空気が流れてる
この管を直径1ミクロンに、代えてみたらどうなるだろう?

とんでもない気圧になるのかな?
さらにその直径を、その千分の一へとしたら
それは空気ではなくなり
イメージとしては、火に光になっちゃうかも


只今、不安定な板に坐り
腰力→←腹力 その集約力、それを研鑽中でした

そんな事して
何か意味あるんですか?です


下腹部の筋力を鍛錬して
一点集約に視点を合わせる
これって、鼻道をどこまでも細めて
巴鼻なる呼吸をするに同義哉と


そして火や光のような息を得て、どうするの?

様々な事に関心が持てる
同情できる温かい熱を保持する
そこへ繋がるのかなと





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プロフィール

佐々木正巳

Author:佐々木正巳
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「国際交流のための坐禅会」

(ご希望に合わせ随時開催・参加費無料)

2006 東京国立博物館(上野) にて開催
2006~2015 仙台国際センターにて毎月開催
2022 ~  仙台 国見にて随時開催



かつて馬祖 baso の会 e に参じてとふ
「 如何是仏 nyoga-zebutu 」と
馬祖いはく
「 即心是仏 sokusin-zebutu 」と
法常このことばをききて
言下大悟 gonka-taigo す




法常禅師 Ho-zyo zenzi が
馬祖 baso 禅師の坐禅道場で
静かにお坐りになられてる
傍目にそのお姿は、静止してて
水面静まりけり、死人のように見えます
その死んだ水面に、天地が語りかけます
陽光星辰は一瞬も滞らず、その歌を奏でます

法常禅師はある時
馬祖禅師にご質問なされた
「 仏とは、どのようなものですか 」

馬祖禅師が答えます
「 坐禅においては、心が仏となります 」






宮城県仙台市青葉区国見5-6-18
( 5-6-18 kunimi Aobaku Senndai )


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