一顆の明珠 「 大用現前 」
- 2019/08/06
- 07:59
正法眼蔵「 一顆の明珠 」 20 )
学人如何会得
この道取は
僧の弄業識に
相似せりとも
大用現前是大軌則なり

------------------------------------------------------------------
どのように
学べばいいんでしょうか?
[ 学人如何会得 ]
これは、
切実な問いですね
そのAnswerが
学べるも
学べないも
色々あるけど
一顆の明珠その働きは
今も昔も厳然と機能されてる
[ 大用現前是大軌則なり ]
さて、
この一顆の明珠
その仕様書はいかなるものか?
と言う問いが生まれます
火 =
感動の供儀を性とするか
風 =
送り与える徳を性とせしか
水 =
潔い断念をその性とせしか
これを
静かに坐す威儀坐禅
そこから推測しますと
それらが
みなないと成立しない
のではと、思えてきます
時に対し
新鮮あつき感動
火の如しでなくちゃ!だし
息詰まってると
静坐は苦しき哉です
風があるところ
その見えざる背景に
送り与える徳性が生きてる
ならば息を豊かにはける
そんな明るい気持ちになります
血行不良でも
静かに佇むは苦行なりけり
静脈が
すっ~と戻りけり
水流れしところには
潔い断念が生きておられる
それが実感出来れば
ほんと
静かに佇みしも
火と風と水が飾りし
豊かなる城となりしか
ですね
.